喧嘩するほど仲が良いという言葉がありますが、喧嘩をして深まることもあれば、喧嘩をして溝が出来ることだってありますよね。また、毎日一緒だからこそ解決したい悩みもあるでしょうし、我慢しなければいけないときもあると思います。ですが、ずっと我慢し続けているとストレスが溜まり心身ともに悪影響が出ることも…。
そこで今回は、他人に聞けない喧嘩の頻度や原因、円満夫婦が心がけていること、悩みの解消法に迫っていこうと思います。夫婦喧嘩が多い方や夫婦円満に生活していきたい方必見です。
1.赤裸々!ご夫婦の喧嘩の頻度や原因は?
なかなか友人夫婦の喧嘩の頻度や原因までは聞きにくいですし、身近な人以外の意見も聞きたいですよね!そこで、20代~60代の既婚男女500人に聞いたアンケート結果をご紹介します。
【喧嘩の頻度はどのくらい?】
ほぼ毎日 2.1%
週1~2回 17%
月1~2回 30%
年1~2回 25.6%
数年に1度程度 17.3%
喧嘩した覚えがない 8%
アンケート結果では、月に1~2回が最も多い結果ですね。次いで年に1回~2回。
半年に1回のペースなら、まだ耐えられそうですがコンスタントに月1~2回喧嘩をしているとなると疲れそうですね。(という私は、月に1回程度旦那と喧嘩しているような気がしますがw)
喧嘩が多いすぎると不仲なのかな?と思いますが、実際そうとも言えないようです。なぜなら喧嘩が多いからと言って離婚率が高いとは言えないからです。喧嘩は多いけれど喧嘩をしてうまくガス抜きしている夫婦と喧嘩は少なく一見円満だが、離婚寸前まで溜め込んでいる夫婦…そう考えると喧嘩も悪くない気がしちゃいますね。
【喧嘩の原因はなに?】
・感謝の気持ちがないと感じる
・コミュニケーションが少なく、重要な伝達がないもしくは出来ない
・スキンシップが減っている
・家事の分担が公平でない
・育児を押し付けている
・金銭的な面で
・考えや生活リズム、性格が合わない
・姑問題や同居についてなど
喧嘩に発展するまでは人それぞれでも、根本的な喧嘩の原因は上記のものが主のようです。どれを見ても納得…。すぐに言えるものもあれば、なかなか言いにくい悩みもありますよね。また、話をしても聞いてもらえなかったり、話が進まなかったりして結局解決に至らない悩みも多く、喧嘩が少ない方の中には我慢している方も多いのかもしれませんね。
2.円満夫婦が喧嘩をしないために心がけていること6選
喧嘩の頻度のアンケートを見ると、数年に1度程度の方もいらっしゃいますよね。
よほど相性の良い夫婦なんだろうな~なんて思っちゃいますが、価値観や性格、全てが同じってそうそうありません。喧嘩をしないように心がけていることがみなさんあるようで…誰でも出来るものを6つご紹介します!
①むかついたら一度深呼吸
怒りのピーク時って、つい言いたくないことまで言い過ぎてしまうこともありますよね。相手に反論されれば更にカーってなるし、一度吐き出した手前、止まらないなんて方も多いのでは?だからこそ、むかついたときには一旦深呼吸をして黙ってみてください。そのうち頭が冷えてきて「まあいいか…」「怒ることじゃないな」と考えられるようになりますよ。
②むしゃくしゃしたら言葉ではなく紙に書く
人間、誰しも何かしらの吐き所は必要です。でも内容によっては周りの人に話したくないことも当然ありますよね。そんなときは、紙に殴り書きでもいいので愚痴を書いて吐き出してみませんか?意外と書き終えた後はスッキリして、ストレス解消にも繋がります。また、相手に伝えたいことを手紙にして渡しても◎。この場合は愚痴ではなく、柔らかく相手に相談するつもりで書いてみましょう。
③逆の立場で一度冷静に考える
自分のことばかり考えていては結婚生活はうまくいきません。支え合ってこその夫婦ですからね。頭がいっぱいいっぱいになっているときは心に余裕がなくて当然ですが、これを言われたら相手はどう思うかな?と相手の立場になって考えてみると、お互い様だなと思えることもあります。
④ちょっとしたことでも「ありがとう」を伝える
相手にちょっとしたことでも感謝の気持ちを伝えていると、実は喧嘩になりにくいです。やって当たり前という考えは、どうしても喧嘩の原因になりますので、パートナーもストレスを溜め込んできますからね。感謝の気持ちを定期的に伝えることで、相手もその感謝の気持ちにきっと応えてくれるはずです。
⑤期待しすぎない
相手を信用しているからこそ期待はどうしても高くなりがちですが、あまりにも期待しすぎていると、やってもらえなかったときにどうしても負の気持ちは湧いてくることもあります。ですから、そもそも期待しないのが一番です。難しいですけどね。
⑥気晴らしに出かける
むしゃくしゃした気持ちを我慢し続けるとストレスが溜まり、うつ病にかかるケースもなくはありませんし、喧嘩に発展しやすいです。適度に息抜きをすることをおすすめします。
3.悩み事を我慢しすぎるのは危険!?ストレスが溜まるとどうなる?
相手に話しても仕方ないし、喧嘩しても解決しないし、こっちが折れれば円満だから…と日頃、悩み事を我慢してはいませんか?相手からしたら、良き妻・良き旦那かもしれませんが、悩み事を我慢し続けた結果、ストレスが溜まり不調や病気に発展してしまったケースもありますので、注意しましょう。ストレスを溜め込むと人はどうなってしまうのでしょうか?
・イライラしやすくなり、精神的に不安定になる
・無気力でやる気が起きない
・不安感が強く、消極的になりがち
・頭痛
・便秘や下痢
・肩こり
・吐き気
・生理不順
・倦怠感
・睡眠障害
日常生活では上記のような辛い症状が起こりやすくなります。
また、解消できずにいると、うつ病や自律神経失調症、胃潰瘍、蕁麻疹やガンなどの病気にかかるリスクも上がりますので、ストレスは適度に解消しましょう。
4.既婚者合コンを通して共通の悩みをフェアしよう
ストレスを解消したくても、友人にも親にも話せないし、趣味もないしな~という方におすすめなのが「既婚者合コン」という既婚者のみの集まりの飲み会です。名前は合コンと付いていますが、実際は既婚者オンリーの飲み会で男女の比率が同じことから合コンと名前が付いています。抵抗がある方は、既婚者サークルも◎。
既婚者同士の参加ですし、名前はペンネームでもOKな場合が多いので、普段知人に話せないような悩み相談の場として使われている主婦の方が近年多いです。セックスレスや子育ての話、旦那の愚痴などまるで井戸端会議のよう。男性もいるので、男性のリアルな意見が聞けることも支持を集めている理由の一つです。
5.既婚者合コンでストレス解消に繋がる?体験談紹介
実際に既婚者合コンに参加してストレス解消、ましてや本当に悩み相談なんか出来るのー?と思ってしまいますよね(笑)そこで実際に、ストレス解消目的で既婚者合コンに参加した主婦の方の体験談をご紹介します。
(K.Kさん 45歳女性)
会社経営をしている旦那がいて、傍から見たら裕福な生活をしているように見えるそうです。そのためママ友に旦那の相談をしようとすると「Kさんはいいじゃない、高給取りなんだからワガママ言わない」なんて言われてしまい肩身が狭い思いをしています。
誰かに相談をしたいと思い知恵袋などを利用してましたが、やっぱり実際話すのとは違うな~と感じていた矢先、悩み・既婚者というワードで既婚者合コンが引っかりました。会費もお手頃で匿名参加できるので、好奇心で参加。
男性も女性も良い方ばかりで、たくさん話を聞いてもらっちゃいました。やっぱり溜め込むのって良くないですよね。今は定期的にストレス発散の場として活用させてもらってます。
(Y.Oさん 33歳女性)
以前から気晴らしに既婚者合コンに参加しているものです。以前は、お酒が好きだし、たまには男の人と飲みたいという軽い気持ちで参加していましたが、最近はいろんな方の話が聞きたいという気持ちで参加しています。
同年代の方に相談するよりも、ちょっと年上の方に相談するほうがタメになるので30~45歳までの枠で参加させてもらっています。既婚者合コンのいいところは、年齢制限があること。合コンという名前ですが、合コンとは異なるので、居心地が良いです。実際に相談しはじめてから、旦那との関係がうまくいっています。発見と収穫のある良い飲み会ですよ♪
みなさん上手に既婚者合コンで気晴らしが出来ているようですね。夫婦円満でいるためには、我慢や折れたりすることも必要不可欠ですが、上手にどこかで気晴らしをしてストレスを溜めないことが喧嘩をしないための第一歩かと思います。
誰にも言えない相談は、ぜひ気軽に参加できる既婚者合コンを活用してみてはいかがでしょうか?