昔はダイヤル回して~の世界

 

既婚者同士の恋愛、いわゆる不倫に発展する関係。

昔なら某ドラマの主題歌で有名になった『ダイヤル回して手を止めた』のフレーズのように、相手へのリスクや自分が背負うかもしれないものを覚悟していたものです。

連絡を取り合うツールなんて家の電話しかなく、通り過ぎた時に直接メモを渡すなどしていた時代。健気でもあり危険は大きいものでした。

見つかるのは時間の問題で、少しでも怪しいそぶりを見せれば男性側の妻はピンとくるもの。そこは今と変わらないかもしれないですが、仕事でも友達とも同じツールを使ってごまかしが利くというのは今の時代の方が嘘を通しやすいのではないでしょうか。

それでも出会い自体が顔見知り以外になく、リスクを冒してまでというのは既婚者であっても異性に惹かれてしまうというのは否めないのかもしれません。今ほどメジャーなことはないものの、夫以外の人に惹かれる癖のある女性は今も昔も存在していたということですね。

昔は発覚すれば周りを巻き込んで大問題になっていたものが、いつしかいとも簡単に異性をつながる時代となり夫も妻も秘密を隠し通せるようになりました。

 

リアルの知人の方がリスキー?

 

昔は自分のすぐ周りの異性が相手だったのが、今では自分のバックグラウンドを知っている人や家族を通じての知り合いが相手、というのはものすごくリスキーな時代。

理由は様々ありますが、第一にこれだけ情報ツールが発達しているとどこから噂が流れてしまうかわかりません。ちょっとでも仲良さそうに話をしていても、あの二人の雰囲気怪しくない?と話題になれば、そうかもしれないが、そうに違いないと発展していくもの。

火のないところにわざわざ煙を立たせる人もいるので、やはりリアルな知人と深い関係になるのは非常に危険です。それでも水面下では危ない橋を渡っている人も。実際に会社関係の独身女性と既婚男性が深い仲になり離婚に発展したり、夫との共通の友人とやはり関係を持ってしまい離婚してそちらの男性と一緒になったという話も聞きます。

リアルな知人との不倫はイコール家庭を何らかの形で終わらせるリスクを覚悟でというのは大きいのかも知れません。

 

 

会社関係・家族を通じての関係

 

覚悟もさることながら、リアルな知人と関係を持ってしまうと後ろめたさや背徳感のようなものもあるはず。中にはそれを刺激ととらえ、会うとお互いが燃え上がるようにという強者もいますが。

そうではない場合、リアルな知人にそれ以上の感情を持ってしまうのは、異性との出会いが限られているという背景もあるようです。

一般的にネットで異性と積極的に繋がろうとしない人は、不倫相手に会社関係や家族を通しての異性(会社の上司や取引先、子供の友達の父親やママ友の夫など)を選ぶ傾向にあります。

もちろん不倫なんてもってのほか、と思っている人が多数派だと思うので即近しい人に関係を求めるということはないでしょうけれど、男性は往々にして女性からアプローチをかけられると未婚だろうが既婚だろうがヤレると思うもの。

女性がしっかり線引きをしていれば、食事や一緒に飲みに行く程度で終わるはず。ただいい雰囲気になってこのまま…なんて女性が少しでも考えてしまえば状況は変わります。あわよくば、と考えているのは必ずしも男性だけではないのです。

今でこそネットというものが発達しましたが、近い人と肉体関係を持つ人はあまりネットでの出会いを経験していない人が多いと思われます。

 

敷居が低くなった他者とのつながり

 

ネットにつながるツールがパソコンだけだった頃、もちろんSNSというのは存在していて活発にやり取りはされていました。ただやり取りがパソコンなので、ログインした時だけのやり取り。それでも顔の見えない相手との絡みはとても新鮮なもので、たまに甘い言葉で誘ってくる異性もいました(笑)

あくまでもネット上でのやり取りで終わる人が多い中、実際に会う人もいます。しかし互いに粘り強くやり取りを交わし会ってもいいでしょうと思うようになってから、でした。

今では一人に1台の携帯が当たり前。いつでもどこでも誰とでも繋がれます。ネットでの異性とのやり取りがやりやすくなり、敷居が低くなったと感じる人も多いのではないでしょうか。

携帯もマッチングアプリなるものが出てきて、あえて出会いを目的としたアプリも作られていますし、情報ツールとして発展しているアプリが異性との交流の場になっていることも。

それだけに異性のみならず他者とのつながりが気軽にできるようになりました。他者と繋がることに対して敷居が低くなると実際に所見の人との挨拶に比べても気楽なところがあります。それがネットのいい点でもあり、トラブルの原因にもなることが。

相手のことをよくわからないままやり取りを繰り返し、ほんの些細なことで相手に幻滅しディスるなんてことも日常茶飯事となってしまいました。

 

相手の素性を知らぬままのやり取り

 

フィーリングが合っている時はやり取りも楽しいですし、気分転換にもなります。それは逆に相手も自分のことを知らないし、自分も相手のことをよく知らないからこそ、なのかも知れません。

素性を明かさないまま、想像だけで会話をしているとまるで仮面をつけた男女のようですね。そういう妖しい関係を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。実際ネットであわよくばと女性と絡もうとしている男性を言葉巧みに誘う女性もいますし、ちょっとした恋の駆け引きのような場になっているのも否めません。

自分のことをよく知っている人には決して明かさないような赤裸々なことを打ち明けている人もいるのがネットの現状。敷居が低くなったのと同時に、自分のことを綴る場所としてネットを利用している人がどんどん増えています。

男性を掌でうまく転がせる人はいいのですが、言葉巧みな男性が近づいてきたときにあっという間に堕ちてしまう女性も少なくなく、特に既婚女性はタガが外れるとなびいてしまう危険性が大きいもの。

そこで、素性の良く知らない相手にいいのかというのを自分でジャッジできる目を持っていないといけません。あくまでもネット上でたしなむ程度、が基本です。

 

知らないからこそ燃え上がるもの

 

家庭を持っている女性は自分の周りにいる知人や友人にそれ以上の感情を持ってしまっても、ほとんどは理性が働いてちゃんと距離感は保てます。がよく知らない相手となると逆に気持ちも揺らぎやすく、特に夫との関係がなんとなくうまくいっていない時はいとも簡単に男性の手中に入りがち。

そして夫以外の男性にも関わらず恋をしてしまい、のめり込んでしまうのです。

その理由の一つは、背徳感のある関係でそうたやすく会える人ではないことが挙げられます。普段から一緒にいられるとか、誰に気兼ねをすることもなく恋人関係にいるカップルとは違い、今しかないと思うと会った時に気持ちが昂るものなのです。

特にネットや言葉のやり取りは相手を簡単に形作ってしまうので、傍から見てその人おかしいんじゃない?騙されてるかもよ、と助言されても聞く耳を持たなくなるのです。それが相手を知らないからこそ燃え上がってしまうネット恋愛の実情です。

 

SNSで知り合った人とは切れやすい傾向?

 

燃え上がりやすいネットの恋愛。一方でSNSなどで出会った男女は縁もさらっと切れやすいという結果も。ちょっとした言葉の食い違いや勘違い、非常に些細なところから亀裂が入りやすいのもSNSで知り合った既婚者同士の恋愛の特徴でしょう。

亀裂が入ることの代表として挙がるのが、他の異性とのやり取りを見てイラッとして相手を問い詰めてしまうパターン。男性は何も考えず気軽に相手に話しかけてるつもりなのに、あの女性に気があるんでしょっ!?と激情してしまう。本当に小さなことかも知れませんが自分たちがSNSで知り合っている以上、近づいてくる女性が全部敵に見えてしまい、いつしか男性のアカウントを監視するようになってしまう。

これはリアルで知り合った男女にはないことで、顔を見て直接相手に聞けばいいことをネット恋愛で知り合った相手には監視という形で手放したくない思いを表現してしまうのです。

次第に男性も見られていることに嫌気がさし、他のやり取りをしていた女性とまた距離を縮めるようになってしまい関係が終わるのです。多くは終わり方もあっけないもの。そして女性もSNSでまた次の男性を探しに行くのです。

中にはリベンジポルノのように復讐で返してくる相手もいますが、それは本当に自己責任。相手のことをよく知らずに深い関係になった結末がそれ、なのです。

 

SNSの上手い人はのめり込まない人

 

SNSで異性と知り合うものの、扱い方が上手な人はのめり込まないもの。異性と出会いたいと肉食系になりつつある既婚女性は時間さえあればSNSに没頭しています。言葉だけの世界にのめりこんでしまう人は、人の言葉の一挙手一投足だけで感情が動いてしまいます。

ネットで異性と出会うことを目的にしていると必ずカモにしようと集まってきます。そして自分をほめちぎり肯定してくれる男性に気持ちが動き、SNSだけでなく男性にものめり込んでしまう結果に。

最近の既婚女性は特にネット上で男性と出会ったことを公言していることが多く、すぐに別れましたと報告しているのもSNSの表現方法といえます。何をするにしてもSNSに載せないと気が済まないというのもSNSにのめりこんでいる女性の特徴。

うまく情報ツールとしてだけ、人とのやり取りだけに特化した使い方をしていれば例え言葉巧みに近づいてくる男性がいてもさらっとあしらって終わりにすることができます。

 

顔も素性も知らないままで深い付き合いは

 

このように顔も素性も分からない相手との深い付き合いは、ともすれば自分を傷つけかねないものでもあります。最近になって出会いというものをネットに頼るようになった大人にとっては新鮮でもあり、誰にも秘密裏に進めることができる退屈しのぎにはなりますが、ある程度のリスクも考えるべきこと。

おそらく経験している人にとっては、どこかでなんだかなぁと思っている節はあるはず。もうこりごりだからリアルで顔を見てから親しくなって食事を一緒になんて、なかなか難しいと思いますよね。

そういう方には既婚者だけが参加OKの飲み会サークルをお勧めします。

どんなシステムかといいますと、まず参加申し込みのメールを送信。イベント会社から参加受付のメールが返ってきて後は当日を待つのみ。とても簡単ですよね。

ちなみにこちらの既婚者サークルはあえてこんな男性限定の、というイベントがありますので、既婚女性がセレクトしてこういう男性とおしゃべりしたいというイベントで参加申し込みが可能です。

でも支払いは?そうです、よくイベントなどはクレジットカード決済で先払いが多いのですが、既婚者サークルでは参加当日に受付にて現金支払い。これなら後になってカードの明細が残ることもなく安心です。

 

特に嬉しいのは専業主婦にとって動きやすい平日昼間にも開催してくれていること。家族のいない平日しか動けない専業主婦は多く、なんとなく家族のしがらみの中にいるような既婚女性は少なくありません。

そういう女性にこそぜひ活用してもらいたいサークルでもあります。

 

出会いを意識する向上心は大切

 

ネットにしろ直接プライベートでやり取りもできるSNSにしろ出会うための向上心はとても大切です。そこに自分に会ったことのない人に美辞麗句を投げかけられて近寄ってくる男性とは適当に交わすことを覚えることも勉強です。

女性はやはり見られているという意識を持ち、向上心を湧き立たせるということも必要です。外で働いでいる人なら特に意識はしていると思いますが、やはり老けて見られてしまうというのは女性としては悲しいもの。

ちょっとお出かけして自分が女性としてどうなのかというレベルを知るというのも一つの手です。服装やお化粧などいつもならこれでいいか、と済ませてしまいがちなのを少し流行りの色を乗せてみたり。

そういう場所へ動くための行動力こそが自分を磨くチャンスでもあります。ぜひ既婚者同士で集まれる場所で自分というものを知って、磨いてみませんか?男性との出会いはそこから広がっていくかもしれませんよ♪