いくつになっても恋愛はしたいもの

 

女性はいくつになっても恋をしていたいもの。人を思うこと自体が原動力となり毎日に張りが出て、自分を磨くきっかけにもなりますよね。アイドルや有名人の追っかけをしていたり、推しのアーティストや俳優が出ている番組をチェックしたり様々な形で女性は応援しているものです。

今も昔も人を好きになるとワクワクドキドキが止まらなくなるものですが、最近はこのワクワクドキドキをリアルに表現する人も少なくありません。ネット上で交わされる自分の気持ちを表現した文言。その中には有名人への言葉だけでなく、本当なら好きになってはいけないリアルな人への気持ちをつづったものも。

相手に伝えるツールが電話しかなかった時代。好きになってはいけない人に対して『ダイヤル~回して~手を止めた~』なんて歌詞が流行るほど、絶対に誰にも言えず我慢を強いられることもありました。

それが今は相手に伝えるのはもちろん、世界中の人が見つけられるツールで堂々と表現している人がたくさんいます。それはオープンにしてもいいということでは決してなく、やはり倫理的にどうなのか、相手にも自分にも家族がいる場合は?などは変わりません。

今回は既婚者でありながら恋愛をしている、いわゆる婚外恋愛をしている人にスポットを当ててみたいと思います。

 

トキメキがある時、ない時

 

トキメキは女性としてあってしかるべき、なのかもしれません。すれ違っただけでドキドキする・その人を思っただけでうれしくなってしまうなど。毎日を変わらず過ごしていく中で生まれるトキメキは、ちょっとしたことで幸せを感じるので忘れたくないですよね。

一方毎日ずっと変わらず過ぎて行って夜になってまた朝になって、を繰り返していると平凡こそ幸せだと言い聞かせはしてもなんとなく面白くはない。自分の存在を感じる場所が家庭の中だけ、職場だけというのはいささか寂しい気もします。

全く交わる相手じゃなくても、自分の理想の人と出会った瞬間というのは毎日がガラッと変わってしまうほどではないでしょうか。たとえすぐに人を好きになる恋愛体質でなくても、あの人の前では可愛い女性で居たいなと思えるのはすごく大切なことです。

女性としての自分を見てもらえるのはいくつになってもうれしいこと。自分が相手に持つ感情と共に、それは自分が一人の女性であることを思い出させるきっかけにもなるのです。ただ悲しいかな、既婚者となると公言できないというジレンマを生み出すことにもなります。

 

恋をすると現れる複雑な感情(既婚者編)

 

既婚者たちがそれぞれの立場で恋愛状態になることを婚外恋愛といいます。もう十年以上前からこう表現されてきました。結局のところ倫理に反しているんだからそんなきれいな言葉で、という批判もありました。ただ当事者たちはものすごく純粋に恋愛を楽しんでいるというコンセプトなので、婚外恋愛という言葉がしっくりくるのでしょう。

しかしこの婚外恋愛、お互い家庭があるから生まれる葛藤があります。家庭と仕事がベースになっていることはもちろんなので、そこを絶対に壊すわけにいきません。特に男性は婚外恋愛の相手がちょっとでもボーダーを越えそうになるとやめてくれ、と思っています。

男性の方が家庭を壊されたくない気持ちが強いから。女性は思い立つと衝動的に行動に移してしまう傾向があるので、気持ちが暴走してしまう女性を見てひやひやする男性側はいつしか距離を置いてしまうのです。

それが女性からすれば、なぜ?という風にとらえてしまう。男と女という違い以上に、感情の起伏の違いと婚外恋愛は守るべきものは守って恋愛の域を出ないという価値観の違いがあるのです。

婚外恋愛も数をこなして経験を重ねると自分をコントロールすることも覚えるのですが、慣れない時に、たまにしか会えない、文字だけのやり取り、たまに声を聴いて恋しくなるというのを繰り返すと複雑な女心を必ず現れるのです。

特に独身時代男性経験がない人ほどのめり込んでしまい、自分の気持ちをコントロールできない傾向にあります。

 

 

既婚女性にありがちな恋愛体質の特徴

 

既婚女性だからこそ恋愛体質に目覚めてしまった人も少なくありません。いわゆる出会い系でなくてもSNSを覗けば沢山の既婚女性の声を聴くことができます。家庭があるという暴走できないものがバックにあることによって、ますます相手を思う感情に拍車がかかります。

それが最初に述べた通り、原動力になって自分を輝かせようと努力する方向へ行けばいいのですが、もやっとする方へ進む人がほとんど。相手との連絡がうまくいかない、互いの予定が合わない・都合がつかないなど。

恋愛体質の人は相手しか見えていないことも多いので、一挙手一投足が気になって仕方ないのです。相手と連絡を取り合わなくても友達が多い、趣味があるなどいつも何かをしていて充実している女性は男性に執着することなく毎日を過ごすことができるのです。

自分はすぐ男性を好きになったり、やたら意識することが多いと自覚している人は他のところにも気持ちの持っていき場所を作るのがベスト。いくつになってもドキドキしたいものですが、生き方と女性としての自分を複数持つことで男性から見ても輝いて見えるものなのです。

 

既婚男性が既婚女性を意識するとき

 

世間でよく言われる美魔女まではいかなくても、キラキラしている既婚女性は多いもの。なぜ彼女たちは輝いてみるのでしょうか?それは毎日を自分で充実させているからです。たしかに金銭的な余裕はあるかもしれませんが(笑)、自分は恵まれていることに驕ることなく楽しんで生きるというのは周りにも伝わるもの。

そして、そういう自分を楽しんで生きている女性こそが男性からも一目置かれることになるのです。

既婚男性が既婚女性を一人の女性として意識するとき、あわよくば自分と、という女性性を妄想させる以上に一人の人間としての女性を見る、それが経験を重ねた既婚男性独特の見方なのです。独身の若いころは自分に気があると思わせる女性を落とそうと目論見ます。しかし歳を重ねると手に入れにくい女性を追いかけるもの。

簡単に股を開く女性には、確かに声はかけやすくてもすぐに飽きてしまうのです。下手をすれば自分の身の丈以上の女性を手に入れたいと思うのも既婚男性の特徴。そう思わせるような女性になると男性からしっかりとターゲットにされるというわけです。

気になる男性に意識してもらいたいと思ったら、女性としての自分を過剰にアピールするより毎日を楽しんでいる自分を自然に表現することが大切です。

 

マウンティングしそうなときは嫉妬の合図?

 

気になる既婚男性が現れたところで、恋愛体質になりつつある既婚女性の心配事が増えてきます。それは相手の男性の周りにいる女性の存在。既婚男性なのだから奥さんはいて当然。しかし、自分と同じ既婚女性がいる場合も。これはネットで出会った場合は特に気になる部分。

なんとなくあの人と仲良さそうにやり取りしている、私のこと言ってないのかな?あの女性も彼に気がありそう。

そういう場面を見てしまうとあなたはどうしますか?文字だけのやり取りを見つけただけで別に気にすることじゃないし、という女性は少ないはず。大半はやり取りをさかのぼってしまうものです(笑)

女性の特徴として、自分をないがしろにされたような気になったら始めてしまうのがマウンティング。最近ではマウントを取るという言い方をしますが、相手を自分より下に見ることで優位に立とうとするやり方です。私の方が彼のことをよく知っていて仲がいいもの。女性としても私の方が上であることをさりげなくアピール。

架空の人物と自分を、ではなく暗にその女性を比較対象としているのです。

ネット上では誰かが書いた文章の揚げ足を取りディスる→炎上するという形が一般的ですが、それもマウンティングの一種。ちょっとした有名人に対して自分が言葉を発することで自分がその人の上を行っていると勘違いを起こすもの。

実はマウンティングは妬みから出るものなので、今回のように既婚男性に近づく立場の似た女性をマウンティングしそうになると嫉妬しているサイン、となるのです。自分の方が上なのよと思った時点でその人より下になってしまうことに気が付かないのです。

 

気になる男性の前では可愛い女性で居たいのに

 

 

このように、相手の男性の振る舞いでモヤモヤすることも出てきます。好きな男性の前ではもっとかわいい女性で居たいのが本音。でもどうしても収まらない女性としての自分の気持ち。相手の男性にもあの人と私とどっちが好みなの?なんて怖くて聞けないもの。

そうなるとどんどん相手の女性に対する不要な感情を持つようになります。妬みからくる不要な感情は女性にとって大敵。決してそれは自分を磨くきっかけにはなりません。むしろ自分を薄汚くしてしまいます。ただ男性は他の女性への嫉妬があると気づいてもピンとこないことがほとんど。

むしろ自分は複数の女性とやり取りして楽しいなぁ~といった程度です。女性が思うほど既婚男性は女性に対して入れ込むことは少なく、なんかモテてるよな俺♪という状況を楽しんでいるものなのです。可愛くいたいし、彼には誰も見てほしくない。

そういう女心は男性には届きません。既婚だし家庭があってのことだから遊びと割り切っているのは男性側です。

 

自分に自信をつける方法

 

いらないところでヤキモキしたり相手の男性の動向が気になって、ついには連絡してはいけない時間帯に相手に伝えようとしてしまう。既婚者同士の暗黙のルールが破られる瞬間です。そこから家庭が壊れていくという恐れもあります。

全ては男性の周りに現れた女性のせい、良い気でいる男性の責任、そう思いたいのは十分わかるのですが、そこには大きな弱点があります。それは自分に自信がないこと。

自分に自信がないあまりに他の女性に彼がとられてしまうかもしれないという不安に駆られているのです。ここで間違ってはいけないのが自信にあふれているというのと自意識過剰は大きく違うということ。自信は自分では意識しなくても人からリスペクトされるほど努力を続け自分と向き合っているさまからにじみでるもの。

一方自意識過剰はさほど努力もせず人のマウントばかりを取って人より優位に立つことしか考えていない自意識が行き過ぎている人を言います。自意識が強すぎて自分に酔いしてれている人がたくさんいますが、こういう人は自分に自信がないので人を攻撃し優越感に浸るのですぐ人を妬む傾向にあります。

自分はどんな人間かを考えて自信をつけたいと思ったら、やはりたくさんの人と出会い自分がなりたい人のビジョンをしっかり持って努力を重ねること。文字のやり取りの世界だけで生きていくのは視野が狭くなってきます。

まずは積極的に外に出るのがコツです。

 

文字だけではわからない相手のこと

 

インターネットが普及して文字だけのやり取りが盛んになる一方、相手の表情がわからなくて向こう側に生きた人間が存在しているこを認識せず攻撃する人がいます。今回のように既婚男性に入れ込みすぎて周りが見えなくなってしまうのもそれ。

文字の上では伝わらないものが実際に会ってみると多く伝わるものですし、誤解していることも消えてしまいます。

もちろん誰にでも会うというのはリスクの高い行為ですから、この人ならと思う人を見極めることは大切です。文字というのはまた相手を良い風に誤解してしまうことも多いもの。男性の甘い言葉にすっかり乗せられてしまい、その気になっては騙されてなんていう話もあります。

文字だけでは相手のことはもちろん、自分のことさえ十分伝わってないことがほとんどです。なかなか言葉に自分の本音を乗せるというのは難しいものなのです。

文字でのやり取りに疲れてしまう時は、やはりリアルに出会える場所でちゃんと相手の顔を知った上で付き合えるというのが一番なのかもしれません。

 

リアルな外の声を聴いてみよう

 

自分にも自信はないし、ネット上なら適当に会話もできるし気軽だしというのが昨今の既婚女性たちの意見。しかし相手にのめり込む性格だな、と考えると正直文字だけの関係には疲れてくるかもしれないあなたには、リアルな場所で実際に会った人の声を聴くのが一番。

巷でも話題になった既婚者だけのイベントがそれ。いきなり人と会うのって大丈夫?と不安に思われるかもしれませんが、こちらは素性もわかった上でしか参加は認められていませんし、家計を預かる女性にとってはうれしい金額設定。

ネットの疲れた既婚女性もきっとこちらだと本音が言いやすいはず。

もちろんイベント会社がきちんとした素性の人のみの参加としているだけで、他の参加者には個人情報が知れることはありません。リアルな自分の声と実際に複数の男性と語り合ってみるとずっと視野が広がるかもしれませんよ♪