既婚者合コンに行ってみたくなるのはどんな時?

既婚者合コンは最近密にブームになっていますが、一体どのような人が参加するのか興味を持っている人はとても多いでしょう。

「不倫は絶対にいけないこと」というのは社会の基本ルールですよね。しかし既婚者合コンが人気になっているのは、そんな一線を越えずに既婚者同士が仲良く出会う場所になっているため。

刺激のない結婚生活を送っていると、心を躍らせるような体験は二度とできないの?という不安が、既婚者なら一度は頭をよぎったことがあるでしょう。

そこで今各地で話題になっている既婚者合コンについて、行きたくなる理由をご紹介しますね。自分とはかけ離れた世界だと思っている人こそ、既婚者同士の出会いはとても意味のあるものになるはずです。

 

独身時代にはない既婚者特有の悩みとは?

既婚者合コンに行ってみたくなるのはどんな時?

結婚しなければよかったという後悔は、これまで多くの人が経験しているかもしれません。好きで好きでたまらない人と一緒になり、夢に描いた幸せな結婚生活。

現実はイメージとはかけ離れ、出会った時のときめきやドキドキは、あっという間になくなってしまいます。夫婦はいつまでも恋人同士のように付き合うのは理想ですが、基盤となる生活があるとよい出来事ばかりではありません。

独身時代には抱かなかった悩みも増え、既婚者はストレスやイライラも溜まりやすくなっています。

 

金銭的な自由がなくなる

今の時代は夫婦共働きが当たり前になりつつあり、二人分の収入があれば独身時代よりも豪華な生活が送れるのではないかと、結婚前に期待した人もいるでしょう。

しかし現実は大きくかけ離れ、既婚者は金銭面でかなり制限される場面があります。生活費やマイホームのローン、貯金や子供の学費など。

ひとつの家族が出来上がると、独身者にはない責任が増えて付き合いも広がります。給料日になったら友人と飲みに行ったり買い物に行ったりするのは、結婚すると我慢しなければならない内容のひとつ。

家計が優先されるのは仕方のないことかもしれませんが、ここまで厳しいの?とショックを受ける場面もあるでしょう。

 

恋愛ができない

既婚者の共通の悩みは、恋愛ができないことです。結婚とは生涯自分のパートナーを愛し、協力し合って人生を送ること。結婚したら恋愛はしてはいけないものになり、他の異性を気にするのも不可能。

例えば恋愛体質の人が、勢いで結婚したとしましょう。最初の1~2年くらいは新婚生活が新鮮で、毎日楽しく感じられるはず。しかし徐々に生活がパターン化されていくと、恋愛のときめきが懐かしくなるのです。

初めてのデートで緊張した瞬間、恋人からささやかれる甘い言葉など。そんな素敵な恋愛体験ができないと思うと、独身時代がとても恋しくなるでしょう。

 

家族同士の付き合いが面倒

独身時代は全く気にした経験がない、相手の家族や親戚との付き合い。恋愛関係なら双方の家族を含めて付き合うことはあまりないので、結婚して初めて親戚付き合いが大変だと実感します。

距離を置いてしまうわけにはいかず、年末年始やお盆などに家族が集まる習慣のある家庭だと、とても面倒ですよね。最低限の付き合いを意識しても、相手の親戚から付き合いに巻き込まれることもあります。

一緒に旅行したりいとこの結婚式に出たり、友人関係のように適当に付き合えない家族はかなりストレスになります。

 

一人の時間がない

独身と既婚の一番大きな違いは、一人の自由時間です。好きな時になんでもできた独身時代ですが、結婚するとパートナーや子供、場合によっては姑や舅など家に誰かしらいる状態です。

子供が生まれた直後は、赤ちゃんが昼寝をしている30分間が唯一自分の時間になる場合も。既婚者が欲しいものは、お金以上に一人の自由時間なのかもしれません。

人間はないものねだりする傾向があり、独身者は一人で孤独が辛いと感じるでしょう。「結婚したらいつも賑やかな生活が待っている」と楽しみにしていたら、逆に自分の時間が全て奪われて夜中まで飲み歩いていた時期が懐かしくなります。

 

責任が増える

結婚すると家族を養うことや、幸福な家族を築く責任が重くのしかかってきます。自分一人だけなら満足感も物足りなさも簡単に調整できたかもしれませんが、家族とはいえ性格や考え方が違う人間をまとめるのは大変です。

責任が増えると次第とストレスや不安も多くなり、家庭に帰る足取りが重くなる日もあるでしょう。独身時代なら何をしても「独り身だから」と世間は許してくれますが、既婚者は社会のマナーや常識に基づいて、正しく行動しなければなりません。

 

既婚者合コンに行きたくなる時

既婚者合コンに行ってみたくなるのはどんな時?

既婚者合コンの存在は徐々に注目され始め、あらゆるタイプの既婚者向けのイベントが開催されています。自分には全く関係のないところだと思っていた人も、実態を知るために気軽に参加されています。

では世間の人たちがとても気になる、既婚者合コンに行ってみたくなる理由についてご説明していきましょう。

 

既婚者合コンとは何?

なぜ既婚者同士が集まり合コンするのか、目的が不明瞭で不思議に思う人は多いですよね。既婚者合コンとは、素敵なレストランや居酒屋などに男女が集まり、普通の合コンやパーティーの感覚で楽しい時間を過ごすことです。

普通の飲み会と違うのは、参加者が既婚者である点。イベントは週末の午後1~3時など、主婦でも出かけやすい時間帯で設定されていたり、女性の費用が男性よりも安くなっていたり、既婚者が気軽に集える条件が魅力になっています。

既婚者飲み会は色々な目的がありますが、あくまでも「出会い」の場所や意見などの「交流」を目的としたもの。主催者側では浮気の斡旋ではないと、はっきりとアピールしている場合もよくあります。

 

セカンドパートナーを探すため

既婚者合コンは夫婦で参加するものでなく、パートナーに内緒で飲み会に行く人がほとんど。その理由のひとつとして、セカンドパートナーを探す既婚者が近年増える背景があります。

セカンドパートナーとは、配偶者とは別の異性の存在。時代の変化と共に夫婦関係も変わりつつあり、割り切って異性との付き合いを求める人が増えているのです。

セカンドパートナーは恋人なのか、それとも話し相手なのか。解釈は人によって異なると考えられますが、既婚者合コンが人気なのは同じ目的を持つ既婚者同士で出会うため。

セカンドパートナー探しを表面的に行う人は少ないため、既婚者合コンの場がとても好都合になるのです。

 

結婚生活の愚痴こぼしがしたい

既婚者にはあらゆるストレスや不満があり、発散する場所がないのが問題です。独身時代のように友人とお茶をする機会も減り、話し相手が家族だけ。

また行動範囲も限られてしまうので、新たな出会いが周辺にあるわけではありません。既婚者合コンが人気の理由はそんな既婚者同士が集まり、お互いに困っていることや不安を伝えてストレス発散できるため。

既婚者合コンは参加条件として年齢設定されている場合もあり、自分と同世代の仲間と意気投合できるチャンスもあります。結婚生活で抱える悩みはきちんと整理しないと、次第に不満となりある日爆発することがあるでしょう。

夫婦の危機を回避するためにも、家から離れて同じ環境の人と意見交換する必要があるのです。

 

既婚者の友人を作りたい

自分の周辺には既婚者の人があちこちにいるように感じますが、友人になるほど心をオープンにできる人は意外と少ないですよね。

既婚者同士が友人になるためには、職場や習いごとなどの環境がないと、なかなか達成できません。よくある子供同士のつながりで、お母さん同士が仲良くする「ママ友」。

簡単に仲良くなれそうでも、身近すぎると逆に壁を感じる場合もあります。自分の生活とはかけ離れたところで出会う既婚者の友人、無理だと諦めている人がほとんどでしょう。

友人は同性だけでなく、時には異性の意見やアドバイスも欲しくなりますよね。既婚者同士が近づくとあらゆる意味で、お互いの生活が充実してよい刺激になります。

また自分のような境遇や環境にいる人とは共感しやすいため、初対面でも昔からの知り合いのような懐かしい気持ちになるかもしれません。

 

趣味仲間を探している

既婚者合コンに行ってみたくなるのは、趣味仲間を見つけるためです。それなら趣味を通じた集まりに参加したほうがよいのでは?と思う人もいるでしょう。

既婚者合コンは参加者が「既婚者」であるため、それだけでもすでに共通点になります。さらに同じ趣味を持っている人だと、今後の付き合いもスムーズにスタートできますよね。

友人と出かけると配偶者にいうと、不信感を抱かれるケースもあります。しかし趣味の仲間だといえば、人付き合いが広がる理由は納得できます。

既婚者合コンは飲食店で開催する飲み会以外にも、アウトドアやバスツアーなどで趣味や好きなことを活かした内容のイベントも存在します。

自分が夢中になれることを誰かとシェアできたら、既婚者のストレス発散はさらにやりやすくなるでしょう。

 

疑似恋愛ができる

結婚すると恋愛は、できないことのひとつに。パートナー以外の視線を気にしながら生活することに対して、あまりよい印象を持てません。

既婚者合コンはわずか数時間の飲み会でも、参加者たちはオシャレして異性の目を気にして参加しています。普段自分の夫や妻が言わない褒め言葉も、たくさん聞けるチャンスになるでしょう。

素敵だなと思った人と会話をしながら、できるだけ自分の魅力をアピールする瞬間。それは結婚してから一度も経験していない、魅惑の空間だといえます。

夫婦生活が順調でも既婚者合コンに参加する人が多いのは、違ったときめきを感じてよい刺激を夫婦関係に与えたいため。長く一緒にいると刺激がなくなり、恋愛相手でなく自分のパートナーへとシフトされます。

すると昔のドキドキした恋愛生活が懐かしくなり、疑似恋愛できる既婚者合コンが好都合な場所になるのです。

 

普段できない気分転換

家庭があると何をするにも家族が土台にありますので、周囲の意見を聞いて丸く収めなければなりません。気分転換する時間はほとんどなく、いつも家族が優先される生活。

たとえ1時間の自由時間があったとしても、一人で何かをするのは罪悪感になり抵抗を感じるでしょう。しかし本音では一人でどこかに行ったり、時間を過ごしたりするのが理想的。

家族から離れて自分一人になるのは、最高の気分転換になるはずです。しかし実際は時間があっても家でテレビを見たり、片づけをしたりして自由時間は終わり。

家にいること自体が、すでに自分の仕事になっています。既婚者合コンは、普段できない気分転換の場所。昼間に開催される食事会や飲み会が多く、家族に迷惑をかけずに家以外の場所で気分転換するチャンスです。

できないことを達成すると、それだけでも満足感や自信につながるかもしれません。

 

興味本位

メディアやネットで話題になっている既婚者合コン。不倫相手を見つける人が集まるのか、それとも楽しく話をして終わる場所なのかと、興味を持っている人は多いでしょう

興味が湧く物ごとは、どうしても体験したくなりますよね。既婚者合コンの雰囲気が知りたくて、興味本位で参加する人も決して少なくありません。

お酒を飲んで初対面の人と気兼ねなく話せるのは、合コンの大きな魅力。行ったことがないホテルのバーやフレンチレストランなど、開催場所に興味を持って参加する人もいるでしょう。

 

出会い系サイトより安心だから

既婚者も出会いを求めています。そんな人に向けて人気がある既婚者合コンは、多くの人が抱く否定的なイメージと違って実際はきちんとしたルールもあり、安心して参加できるのが魅力。

参加者のプライバシーを守るために、匿名やニックネームで参加できたり、身分証の提示で本人確認した人のみ参加したりします。

相手の身元が安心なのは、ネットやアプリの出会い系サイトと違うところですね。出会いを求める既婚者の中には、内緒で怪しいサイトを使っている人もいるでしょう。

オンラインで知り合い、意気投合した人とどこかで実際に会うにも、不安が残りますよね。出会い系サイトなどはトラブルになる場合もあるので、既婚者にはリスクが高いかもしれません。

その点既婚者合コンは開催者がきちんとルールを作り、イベント中の迷惑行為などは禁じているので安心です。

 

まとめ

既婚者合コンの楽しみ方は、色々とあります。同じ目的を持った仲間と出会うのは結婚生活への刺激になり、自分のパートナーにもう一度恋するチャンスを与えてくれるかもしれません。