近年、じわじわ注目を集めている「セカンドパートナー」という存在。

不倫を題材とするドラマや映画が多くなっている今、セカンドパートナーというワードもすでに馴染み深いものと変わってきているように感じますね。

今この記事を見てくれている方は、すでにセカンドパートナーがいらっしゃる方も多いのでは?今回は、セカンドパートナーとの上手な付き合い方や気になる出会い、デートについて詳しくお話していきましょう。

 

1.セカンドパートナーがいるメリット

まずは、セカンドパートナーとは何か…ということからご説明したいと思います。

セカンドパートナーとは、肉体関係には発展しない親密な相手のことを言います。“恋人未満友達以上”というものが頭によぎりますが、セカンドパートナーは、恋人同等の存在を指します。肉体関係のない恋人というのが適切かもしれませんね。

恋はしたいし、女としてのトキメキが欲しいけれど、不倫はしたくない…旦那とは離婚したくない…と考える女性にとって好都合な存在ではありませんか?

 

セカンドパートナーがいるメリットは想像以上に大きいです。セカンドパートナーが実際にいる方のご意見と共に見ていきましょう。

 

メリット①忘れかけていた恋心を取り戻せる

愛し合って結婚したとしても、長年一緒にいるとどうしても失われていくのが“恋心”

セカンドパートナーよりも旦那様の方が大切だとは思うけれど、付き合っていた頃や新婚の頃のような気持ちには、今更なりにくいものですよね。

その気持ちを補ってくれるのがセカンドパートナー。二度と感じることが出来ないと思っていた感情を取り戻せると、40~50代の女性から支持を集めています。

 

〈東京都在住 Mさん 46歳女性〉

旦那とは特別仲も良くなく、悪くなく…で丁度よい関係だと思っています。トキメキはなくても、夫婦として幸せにやっていますし、幸せですが、パート先でときめく出会いがありました。お互い既婚で子供もいるので、身体の関係は一切ありませんが、お忍びでデートはしています。デートでも十分、心がトキメキますし、彼と付き合ってからは、毎日が楽しくて仕方ないんです。

イライラしていた旦那のキャバクラ通いも今ではどうぞどうぞ~ってくらい(笑)旦那も楽になったのでは?

 

メリット②女でいることが出来る

結婚生活が長くなり、子供が産まれるたびに、女と男としてではなく、お母さんとお父さんのような存在に変わってくるのが夫婦というもの。

もちろんそれはそれで幸せなことですが、やはりいくつになっても女として輝いていたいと願うのが女心。一度変わってしまった関係はそうそう戻れるものではありませんよね。そんな穴を埋めてくれるのがセカンドパートナー。相手のためにメイクして、お洋服を選んで…。そんな瞬間が女としての自分を奮い立たせるのです。

 

〈熊本県在住 Kさん 50歳女性〉

旦那とは結婚25年。もうお互い歳も歳ですが、セックレスになってから数年経ちます。周りの友人は、今もなお営みがあるようで…正直羨ましかったです。別に行為をしたいのではなく、女として認めれたり、大切にされたいだけなんですけどね。

どんどん老いていく自分も嫌で、既婚者合コンというものに参加しました。50代から参加できる会だったので、自分が一番若く、男性からチヤホヤしてもらえて嬉しかったです。

3回ほど参加した頃、5歳年上の方とお付き合いをすることに♡いわゆるセカンドパートナーってやつですね。女としての自信を取り戻すことが出来ました。

 

メリット③前向きになり、生活にハリが出る

セカンドパートナーのメリットは、何も恋愛面だけれはありません。あなたの私生活やメンタル面にも良い影響を与えてくれるでしょう。

私生活が充実しているのと、していないのとでは、物事の受け取り方にも違いが出てきますよね。何より恋をしていると、毎日が刺激的で楽しくて、機嫌よく毎日を過ごせるもの。気持ちが明るくなり、いつもの毎日がグッと楽しくなったと答える方は非常に多いです。

 

〈愛知県在住 Rさん 38歳女性〉

旦那は仕事が忙しい人で、家事や育児に対してまるで無頓着です。

仕事に育児に家事に追われ、たまにシングルマザーなのかな?と思ってしまうほど。そんなときネットを通じて、セカンドパートナーが出来ました。

話しているだけで楽しいですし、次会う日まで頑張ろうと思えるし、何より応援してくれる相手がいると思うだけでモチベーションが高まります。

 

メリット④イライラしにくくなる

心の拠り所やストレス発散出来る場所は、必要不可欠。

そういった場所がないとストレスは溜まり、ちょっとしたことでもイラッとしやすくなりますよね。中にはご主人との喧嘩が多く、ストレスを溜めやすい環境の方もいらっしゃることと思います。悩み相談が出来るセカンドパートナーの存在のおかげで心に余裕ができ、イライラしにくくなったと答える方も多いです。

 

〈栃木県在住 Mさん 49歳〉

旦那の親と同居しており、ストレスが溜まる毎日です。さすがに実親なので旦那には愚痴をこぼしにくく、気持ちは暗くなるばかりでしたが、セカンドパートナーの存在に救われました。

月に1回程度のデートですが、本当にストレス解消になりますし、イライラしにくくなりました。何かあったときは速攻相談出来ますしね(笑)不倫という枠ではなく、友達感覚で付き合っているので、気楽です。

 

2.セカンドパートナーとは絶対に一線を超えてはならない

セカンドパートナーが与える影響がとても大きいことが分かりましたね。

毎日の生活が、もっと楽しく明るくなる反面、気をつけなればならないことも、もちろんあります。まず一つ目は決して、肉体関係になってはいけないということ。

不倫とセカンドパートナーの違いは“肉体関係があるかないか”です。法律的に不倫相手になるかどうかは、性交渉の有無で大きく左右されてしまうため、もし仮に旦那様から不倫を疑われた際に、慰謝料請求などの対象になります。

いくらセカンドパートナーのことを愛していたとしても、今の生活やお子さんの未来、旦那さんのことが大切だと感じるのであれば、絶対に超えてはならないラインです。

そして二つ目は、性交渉がなくても不倫と認めれるケースがあるということ。また、周りから見ればプラトニックな関係である保証はどこにもないこと。一時期の感情で自分を見失って後悔するリスクがあることも理解しておきましょう。

最後三つ目は、セカンドパートナーである相手は、あなたとの今度をどう思っているのかということ。

あなたは、心の拠り所を作りながら、今の生活も大切にしたいと思っているかもしれませんが、人の心は変化していきます。長い時間を共にして、彼の方があなたと生涯一生添い遂げたいと感じるかもしれません。そうなったときにどうするのか、先のことまで考えて、付き合う前にルールを作るなどの対処法を考えておく必要があります。

また、あなたの方が彼を心から愛してしまうことも。大好きだけど、一緒にいられない関係、身体と身体を重ねられない関係というのは想像以上の辛さです。メリットが大きい分、リスクと相当な覚悟が必要な関係だということを理解して欲しいです。

 

3.セカンドパートナーに見つけ方は?

気を取り直して!セカンドパートナーの見つけ方をご紹介します。

 

・社内や取引先

セカンドパートナーではないですが、不倫相手との出会いは、社内や取引先が多いですよね。つまりその分、セカンドパートナー候補との出会いも多いということです。

仕事を介してなら連絡を取っていても怪しまれないですし、食事の約束もしやすいですよね。職場で、すんなり顔を合わせられるのも嬉しいポイント!ですが、その反面周りに悟られやすいので注意も必要です。

 

・既婚者合コン

既婚者合コンは、既婚者のみ参加できる飲み会です。既婚者サークルとも言います。

同じ悩みを抱えている人と出会いやすいですし、匿名で参加も可能なので、気軽にセカンドパートナーを探しやすいです。

 

・出会い系アプリやSNS

今ではかなり普及した出会い系アプリ。

自分の条件に合った相手を見つけれますし、アプリ内でメッセージのやりとりをして見極められるのがメリット。お金をかけずに始められるのも嬉しいですね。ただし、サクラ行為や詐欺も多発しているため、見極める目を持っていないと危険かもしれません。

 

・同窓会や飲み会

全く知らない相手と仲良くなるよりも、よっぽど安心感もあり手っ取り早いのが、同窓会や友人が集まる飲み会などです。まるで学生時代に戻ったかのような温かい気持ちになれそうですね。その半面、ハマりすぎてしまうことに注意。

 

4.セカンドパートナーとのデートで注意したいこと

セカンドパートナーといくらプラトニックな関係だとしても、第三者から見れば、仲の良いカップルか夫婦に見えることでしょう。

いつどこで噂が広まるかは分かりません。お互いの旦那さんや奥さんに見つかれば裁判沙汰になってもおかしくない関係ですから、デートにも気を使わなればなりません。

 

・住んでいる地域から離れてデート

これは必須事項です。

お互いの家族や友人が住んでいる地域や職場近辺でデートは危険行為です。噂がどこで広まるかわかりませんし、今では簡単に写真も取られてしまいますからね。なるべく遠いところでデートをするようにしましょう。

 

・帽子やサングラスがあるといい

自分の住んでいる地域や職場の周りで、セカンドパートナーと会う場合には、お互いちょっとした変装があった方が良いでしょう。帽子やメガネがあれば、素顔がバレにくいので、もしものとき言い逃れが出来ます。

素の自分たちでいられないのは嫌かもしれませんが、それだけリスクがあるということを理解した上でお付き合いをしましょう。

 

・思い出のものは出来るだけ残さない

デート中に写真を撮ったり、お土産やペアアイテムを買いたくなる気持ちも分かりますが、が、ぐっと堪えましょう。それらが原因で不倫だと言われてしまう日が来るかもしれませんからね。どうしても買いたいのならば、花瓶やマグカップなどお互い自分の家でだけ使うようなもの(人に見られる心配のないもの)にしましょうね。

 

・外で手を繋がない

当たり前と言えば当たり前ですが、外で手を繋いだり、親密に見える行為はNG。

 

・ラブホテルの近くには寄らない

いくらホテルに入らないとしても、ラブホテルが建ち並ぶようなエリアに近づくのも出来るだけ控えるのがベター。ラブホ街にいたというだけで、勘違いされネタにされる世の中です。勘違いされやすい場所には一切近づかないことをおすすめします。

 

5.セカンドパートナーと上手に付き合っていくには

セカンドパートナーと長く円満に付き合いを続けていくのは、とても難しいことです。

不倫とは全く異なる関係でも、周りの理解は得られにくい関係ですから、その分気を使うことも多いですし、いくら相手を好きだとしても肉体関係は持ってはなりません。

いつその関係がバレてしまうかも分かりませんし、恐怖と隣合わせと言っても過言ではないです。

 

そのため、セカンドパートナーと上手に付き合うためにはルールを作ったり、お互いハマりすぎないようにすることが大切。お互いにハマりすぎてしまい、相手のことしか見れなくなったら、それは不倫と同じではないでしょうか?

セカンドパートナーとは、自分の生活がより円滑に、現状をより幸せで大切なものだと感じるための存在。ですから、自分が成長できるような関係がベストなのです。

恋は盲目と言いますが、本当その通り。刺激もたっぷりなセカンドパートナーとの関係ですが、本当に自分に大切なものは何か忘れてはなりませんよ。