近年じわじわ耳にするようになった「セカンドパートナー」。
アラフォー・アラフィフ世代に急増している新しい恋愛タイプとでもいいましょうか。
セカンドパートナーを求める人は年々急増しており、お互いがお互いにセカンドパートナーをもつことに公認している既婚者夫婦もいるというから驚きです。
今回は、そんなセカンドパートナーについての既婚者の恋愛事情を明らかにしていきます。
1.既婚者だって恋愛する!?
人間だもの、何歳になっても、結婚をしたとしても恋愛感情は消えないですよね。
異性に対して、ちょっとしたことでドキっとすることもあれば、優しくしてもらったらその日一日はその人のことで頭がいっぱいになる。その気持ちは、年齢を重ねても感じるものだと思います。
むしろ結婚して、結婚10数年目でパートナーに対して気持ちが落ち着いているときの方が感じやすいかと思います。
長いこと結婚生活をともにしていると、異性というよりも家族関係になってしまい、異性特有のドキドキ感などは失われていき、もう一度異性にときめいたり、自分のことを好いてくれる人と素敵な時間を過ごしたいと思うこともありますよね。
ただ、既婚者という立場ですから、一線を超えてしまうと「不倫」というダブーの領域に脚を突っ込んでしまうことにもなります。
ここ最近は、不倫が原因の離婚も多いですが、不倫に対しての世間からの目はまだまだ厳しいですし、恋心を抱いたからといって、不倫までして結婚生活を終わりにしたいかというと違うという方も多いと思います。それでもちょっぴりドキドキした刺激やトキメキが欲しいと思う方は多いのではないでしょうか?
2.セカンドパートナーが癒やしとの声
セカンドパートナーとは、友達以上不倫未満という関係にあたるものです。
つまり体の関係はタブーとされています。体の関係がないという部分こそ、不倫と大きく違う点ですね。
「恋心」や「信頼関係」など、友達とは違う深い一面を持ちつつ、不倫のような体の関係がないセカンドパートナーは、既婚者でありながら恋心を忘れてはいないアラフォー・アラフィフ世代に増えつつある新しい関係性です。
体の関係は結べないのに、じゃあセカンドパートナーに何を求めているかと言いますと、マンネリした夫婦関係の逃避や人生の楽しみ、男・女としての自信、ワクワク感、離婚や死別あとの備えなどが挙げられます。
特に女性は、いくつになっても女でいたいという気持ちが強い生き物ですから、旦那さんに女性として扱われなくなったときにセカンドパートナーから女性として扱いを受けるようになるとセラトニンが分泌され、幸せな気持ちになることが出来ますし、肌艶も良くなり、綺麗になっていきますよね。
また、体の関係を持っていないことで一線を超えてしまったという精神的な罪悪感を感じることなく関係性を楽しめる点も一つ。
子供たちも独り立ちして、近くにいる人が旦那さんだけになると、いきなり寂しくなったり、不安になる女性が多いのですが、そういったナイーブな心も少しは取り払うことが出来る点は嬉しいです。
既婚者同士なので、同じ悩みを抱えている人も多く、セカンドパートナーが癒やしになっているというのも納得しちゃいますね。
3.セカンドパートナーのメリットとデメリット
ここまでの話だと、良いことばかりでセカンドパートナーも悪くないなーと思いますよね♡
ですが、良い話は裏もある…!というわけでセカンドパートナーのメリットとデメリットをご紹介していきます。
【セカンドパートナーのメリット】
・ドキドキした日常をおくれる
・不倫のような悪いことをしている罪悪感が薄い
・夫婦のマンネリや悩みを相談・解消できる
・心に余裕が生まれパートナーとの関係が良くなる
・容姿に気を配るので、綺麗になる
長年夫婦の時間をともにすると、パートナーに対してドキドキすることがなくなり、安心感はあるもののトキメキはなくなりますよね。それをうまくカバーしてくれるのが、セカンドパートナー。
いつもの日常にトキメキが加わり、心の余裕もでき、逆にパートナーに対して寛容になれるとの声が多いです。相談も無理にパートナーにとって貰う必要もなく、望んだ答えなんかもないため、精神的にも軽くなる方も多いとのこと。
不倫ではないことから、罪悪感も少なく出かけられるのもメリットの一つ。
【セカンドパートナーのデメリット】
・大切な人を失う可能性もある
・不倫と疑われるデートや行動はNG
・一線を超えることは絶対にしてはいけない
・周りからの理解が得られないこともある
肉体関係がなくプラトニックな関係ではありますが、やはり傍から見たら不倫と変わらないのがデメリット。
いくら一線を超えていなくても、結婚している者同士がデートを重ねていれば、いかがわしい目で見られてしまうもの。特に日本は不貞行為に厳しい国ですからね。
そのため、不倫に疑われるような密室でのデートや旅行、ホテルに行くのは絶対NGです。
また、パートナーを傷つける原因にもなりかねませんし、夫婦関係に亀裂ができる可能性も0とは言えません。
4.まずは夫婦の在り方について考えてみよう
不倫ではなくセカンドパートナーという道を選んだということは、今のパートナーとの夫婦関係も大切にしたい、結局はパートナーが一番大切な人だと理解しているからですよね。
ですが、異性と2人で頻繁に会うのは、世間一般的に浮気と同じです。肉体関係がいくらなくても疑われてしまうもの。セカンドパートナーという言葉を知らない方もまだまだ多いですからね。つまり、パートナーから疑われることを視野に入れなければなりません。
「相手がしていたら自分はどう思うだろう」と思ったときに、少しでもいやだなと思うならば、セカンドパートナーは作らない方が無難です。
まずは、解消できる不満なのか、亀裂があるならば夫婦で解消できないかを考えてみることから始めましょう。
実は世の中には、夫婦間でセカンドパートナーの存在を認めている夫婦の形もあります。
片方にセカンドパートナーがいるパターンもありますし、両方にセカンドパートナーがいるパターンなど、種類は様々ですが存在します。そんな夫婦には以下のような特徴があります。
・お互いにセカンドパートナーの意味を理解している
・お互いに嫉妬しない
・しっかり予定は伝えている
・ホテルや旅行などの密室では会わない
・セカンドパートナーを作ってから夫婦関係が良くなった
など最低限、パートナーに信頼してもらえるような決まりごとを設けているようです。
確かにいくら公認だとしても、パートナーが異性に会う状況に対して少なからず嫌な気持ちにはなりますもんね。
レアなケースではありますが、公認の状態が一番やましくもなく、安心感も高いと思います。
5.セカンドパートナーとの出会いはどこ?
セカンドパートナーとはどこで出会うのか気になる方も多いのではないでしょうか?
街中で声をかけられても怖いですし、すでに結婚している異性の友達というのも気分的に乗らないですからね。
多くの方が、既婚者合コンや出会い系サイト、趣味のサークルなどで探す方が多いようです。
出会い系サイトは、セックス目的であったり、本気の恋人探しの方が多いので、しっかりとセカンドパートナー希望と書いておくのがベストです。とは言っても、年々SNSや出会い系での大きな事件が増え続けていますし、素性を知らない相手といきなり1対1で会うのって抵抗がありますよね。
そんな方におすすめなのが、直接大勢の場で会うことができる趣味のサークルや既婚者合コンです。
趣味のサークルは月額制などなので、金銭的負担は大きいかもしれませんが、自分と趣味の合う人を見つけることができますし、自分のストレス発散としてもいいですね。
また、既婚者合コンは同じ目的の人も多く、セカンドパートナーをすぐに見つけることが出来るので人気が高いです。
既婚者合コン、名前はちょっとグレーな気がしますが(笑)現在とても人気があり、メディアでも取り上げられるほど話題です。
名前のとおり、既婚者のみが参加できる合コンで、1回の参加で複数人と出会うことができますし、連絡先も自然の流れで交換できるので、自分の好みに合った人を探しやすいメリットがありますし、参加者の管理をしっかり運営側がしているのでトラブルも起きにくいのもポイントです。ぜひ、この機会に既婚者合コン気晴らしにでも参加してみてはいかがでしょうか?
まずは考えてみてから行動
セカンドパートナーは、結婚生活に潤いをもたせてくれる存在です。
ですがその一方で、夫婦間を壊す原因にもなるので、まずは夫婦の在り方を今一度考える必要がありますね。
それでも、セカンドパートナーを見つけたいと思った方は、既婚者合コンや趣味のサークルなどの安全なコミュニティーを使用して信頼できる素敵なセカンドパートナーを見つけてみてくださいね。