既婚者サークルの意義

既婚者と聞くと家庭を持ち社会的にも責任を負っているというイメージがあります。と共に、会社と家の往復で心身共に疲労を感じることが多いのも事実。疲れている既婚者男性や毎日子供に向き合ってクタクタな専業主婦、家事育児と仕事のWワークのような日常を過ごしているママも沢山います。

独身の頃だと仕事が終わると友達や同僚と遊びに行くことも飲みに行くことも出来るのに、既婚者は叶わない。いつも横目で若い彼らを見ながら家路につく毎日。

男女平等を謳われている現代は、キャリアを上げるために自分を犠牲にしている人が多いですよね。既婚者サークルは毎日頑張っている既婚者限定の男女のサークルのことを言います。

既婚者同士の出会いと言っても不倫や浮気を推奨しているのではなく、日頃のストレスや悩みを相談するなどして、できる限りストレスフリーになろうという取り組みでもあります。

一人で参加するのは不安だという方も安心なので、楽しい時間が過ごせそうですね。

 

夫に対するストレスを解消する

毎日過ごしていると夫婦間にもイライラが現れ、ちょっとしたことでストレスが増長したり。いつも気が合うパートナーが理想なのに、互いが余裕がなく、毎日同じことの繰り返しで楽しむことができない。

あまりイライラを相手にぶつけることはしたくないのに、ストレスを解消しなければ治まることがありませんよね。発散させられるような趣味があっても、やはり人との出会いを楽しみたいものです。

女性は人と会話することでストレスを発散できます。確かに旧知の友達と食事や飲みに行くと盛り上がってスッキリ次の日を迎えることができます。既婚者女性は男性と違い、家事と育児をこなしてから出かけないといけないとか、飲みに行く食事に出かけるといったことが後ろ髪をひかれる気がして二の足を踏んでいる人も多いのです。

でも夫を支えて頑張っているのですもの。家族も奥さんやママが毎日笑顔でいてくれる方が嬉しいですし、生き生きしていると家庭の中もパッと明るくなるに違いありません。

子育てのストレスは子育て経験のある人に相談

また、子育てのストレスも一人で抱えていては発散することは出来ません。少しの時間でも子供と離れてリフレッシュする時間は必要なのです。子供を置いて出かけることに罪悪感を感じていては、ママという仕事に押しつぶされてしまいます。

そこでママ友に相談、といきたいところですが何でも話せるママ友というのが難しく、学生時代の友達に比べて何かあるとすぐ亀裂が入ってしまうのも怖いところ。子育てのストレスを相談しているところが『あなたのはまだマシ。私の方が』と返されてしまったり、結局心の内を話できる相手がなかなかできないのも現状、という女性は多いはず。

子育ての相談は経験のある方で、逆に自分のことを余り知らない人に打ち明けるのがいいことも。余り暗くならずに飲み会やサークルでそういった人たちが集まる場所だと楽に話がしやすいのではないでしょうか。

夫婦でデートってしているの?

夫婦でデートって、どこの家庭でもしているの?これも大きな疑問です。夫婦の赤裸々な話はあまり隣近所やママ友には聞けないコト。まして夫婦の夜の生活の話になると尚更聞けないですよね。でも、人様の夫婦生活ってどうなんだろうという問題は非常に気になるところ。

そういった自分のことや家族のことをよく知っている人には聞けない話も、既婚者サークルで話題にするのも可能なのです。周りには聞けないことも、ここなら聞けそうという場所があるとあなたのストレス発散にもなるのでは。

ところで、夫婦でデートをしている家庭ですが割と多いそうですね。いつも仲がいいというよりケンカもしながらも、まぁ楽しく過ごそうよという歩み寄りが互いの中にあれば実現するようです。

夫婦が険悪であるよりも、奥様であるあなた自身がストレスをすっきりさせて夫に向き合っているといい夫婦関係で居られるかも知れないですね。

不倫や浮気ではなく同性とも出会える場

既婚者サークルというと既婚者同士が楽しむ場所なのですが、ここには不倫や浮気を前提にした出会いを進めているわけではありません。サークルや合コンというと独身同士で集まるというイメージなのを既婚者に置き換えて楽しもうというコンセプトがあります。

異業種交流や仕事がバックにある飲み会、家族や家庭がきっかけのお付き合いは、やはり何か気も遣いストレス解消、とまではいかないものです。いつも背負っているものをちょっと降ろして楽しむ時間は、現代の闘っている既婚者には必要不可欠。

そしてなかなか男性と会話するきっかけもないという女性にはコミュニケーションを取るという意味でも、気楽に会話ができる場所はとても大切。お酒が入ると楽しく会話もできますし、同じ既婚者ということで話も弾むのではないでしょうか。

少しだけいつもとは違う自分になって会社の同僚やママ友、また学生時代の友達とは違う新しい出会いをぜひ探してみては?