SNSで恋愛?既婚者同士の出会い

昔から不倫が題材のTVドラマは沢山放映されてきましたが、昨今も人気の俳優さん女優さん主演の映画化までされたドラマが社会現象となりました。

多くは偶然知り合った相手との燃え上がる恋がテーマですが、実は今不倫はネット上で噴出しているのがほとんどです。ほとんどというのは母数が水面下で繰り広げられているものを入れると未知数で、知り合いの中から関係を持つのはリスクもあることから少数派とされているからです。

ではネット上の不倫事情は具体的にはどんなところからスタートしているのでしょうか。昔はネットといえばパソコンでのみ稼働していたものですが、今は一人一台の時代となったスマートフォンが主流となっています。

特にここ数年で飛躍しているのがSNS。気軽にネットにつながる、SNSでは見も知らない人とのやり取りを楽しむだけでなく、そこに描かれた人間像に惹かれ会ったことも無いにも関わらず恋に落ちる。それがネット上の不倫のスタートです。

ネット上やツールだけでの恋ならまだしも、直に会う約束をして密会。自分の生きる世界とは別のところで生きる相手に新鮮さを覚え、瞬く間に堕ちていくというのがSNSで既婚者同士の出会いから不倫に陥る一般的なシナリオとなります。

 

賛否両論が展開する婚外恋愛

ネットが一般的に普及し、ソーシャルネットワークが隅々まで知れ渡るようになったところで人との出会いが簡単なものになっていきます。

と共に、男女の出会いが気軽になりどこの誰ともわからない人ともプライベートでやり取りできるようになりました。そういった中で特に女性は不倫をしていることを公言するようになります。もちろん自分がどこの誰かということは伏せて、ですが。それを象徴するのがブログであったりSNSです。

昔は密会であり、誰にも知られることなく繰り広げられた不倫。それが表舞台に出るようになり、いつしか婚外恋愛という名称もつくようになります。婚外恋愛とは言葉の通り婚姻している相手以外と恋愛関係にあるという意味。

実際にあるブログサイトで婚外恋愛と検索をかければかなりの数の記事がヒットします。そこまで書き綴られる婚外恋愛。もちろんここまで公表されると賛否両論様々あります。

倫理に反していることを悪びれることも無く密会しているなんておかしい!

旦那(嫁)や子供を裏切っているとは思わないの!?

一夫一婦制にすること自体がおかしい、生涯一人の人に縛られるなんて無理!

女性(男性)として見てもらうことも無くなって一人の人間として扱われることも無くなって、自分を見てくれる人がいて生きがいを感じているなら別にいいんじゃないの?

等々。

一概に良い悪いと判断するというのも、背景が見えていないと第三者が口をはさむのは難しいもの。ただ、誰かを悲しませるかも、という意識は持っておかなければいけませんし、相手のテリトリーに踏み込むことも許されません。それが婚外恋愛の暗黙のルールでもあるのです。

不倫したい妻も増加

そしてまた、婚外恋愛の経験のない既婚者女性の中にも不倫したい人が増加しているのも事実です。機会があれば、と憧れている人もいて、そういう方が一歩踏み込めばのめり込んでしまうのは必至でしょう。

昔のように恋人にドキドキして一人の女性として接してくれる男性がいたら、と思うのはいくつになっても変わらないのかもしれません。最初に述べた通りTVドラマが映画化されるほど話題になったのも、夫から女性として見てもらえなくなって毎日が平凡に過ぎていく主婦が燃え上がるほどの恋にのめり込んだのがきっかけ。

不幸、ではないけれど何となく毎日が過ぎていく妻の立場は、案外もろいのかも知れません。

同じことは既婚者男性にも言えることで、仕事で心身を疲れさせている状態で家に帰っても疎外感とひどい時には邪険な態度を取られ居場所を無くしているところに、一人の男性として見てくれる女性ができます。

やはり倫理に反することとわかっていても、その女性に気持ちが動かされてしまうのはあるのかもしれません。

ただ、男性も女性も感情に突き動かされ行動を起こすかどうか、これが不倫の最大のボーダーと言えるでしょう。

 

既婚者同士の恋愛の悩み

ネット上で知り合った既婚者同士の恋愛は、お互いが手探りで言葉の掛け違いが大きな溝にもなりやすい一種弱いものでもあります。お互いに家族があり時間にもある程度制約もありながらの密会は、無茶はしないまでも無理をしていしまうこともあります。

そして後ろ髪を引かれる、後ろめたさを感じるというのも既婚者同士の恋愛にはつきものです。それでもやめられないのが現状。できればこういった話も共有できる友達がいればいいのですが、なかなか難しいものです。

不倫に関して言えば、やはり同じ経験をしている人に相談したいですよね。そうなるとまさかご近所や学生時代の友達に相談するなんてことは出来ません。どうしたら既婚者同士の恋愛がリアルで語れるのか、といえば既婚者限定で交流しているイベントを探すという方法もあります。

ある意味開き直って既婚者男性とお付き合いしているのではないから悩む事案が出てくるのであって、誰かに話を聞いてほしいという思い。

でも実際には本当に既婚者限定のイベントなんてあるのかしら、と思いますよね。

恋愛ではない既婚者の出会いも

既婚者同士が出会うイベントでも恋愛や不倫目的が前提ではないところも沢山あります。イベント主催者側が男性と女性の会話が弾むようにとテーブルのセッティングや席の配置を考慮し、おしゃべりが苦手でも配慮してもらえるところもあります。

もし、既婚者同士の恋愛に悩んでいるのでしたら、そういった場所で思い切って打ち明けてみるのもいいかもしれません。妻帯者の男性や同じく夫や子供がいる女性に話してみてスッと楽になることも。答えを出すのは自分自身ですが、第三者の観点が意外なものだったり自分が気づかないコトだったら、ぜひ何でも話せる異性を見つけるのをお勧めします。

ひとつ気を付けたいのが、相談を持ち掛けているのに男女の関係に持っていこうとする人。

悩んでいたり苦しんでいる時に、フッと隙間に入ってきていつの間にかあなたと付き合いたいなどと言ってくる男性は山ほど存在しています。ズルズルと引き込もうとしている人なのか、本当に相談に乗ってあげようと思っている人なのか。

きちんと精査していかなければいけません。

まとめ

今回は既婚者の恋愛について書かせていただきました。今は様々な形で既婚者同士の恋愛が横行しています。良い悪いのジャッジを簡単に取ることはカップルによって違うので難しいことですが、もし不倫で悩んでいるのでしたら同じ思いを共有している人に話をするのが一番です。

そういった自分の悩みを、既婚者限定のイベントで話をしてみたら同じ経験をした人が見つかるかもしれません。

実際不倫したい妻が多いという現状。男性も虎視眈々と狙っていることは確かです。恋がしたい愛されたいというのは、物理的にすべてを捨ててということは全く別なので、そのルールが守れるかどうかが不倫という道に足を踏み入れられるかどうか、なのであくまでも自己責任の下行わなければいけません。

もし、どっぷり不倫はちょっとリスキーという方にはネット上での出会いを求めるのではなく既婚者同士の飲み会やサークルのイベント探してみましょう。