日常の中で非日常は感じられない?

 

昨今、家事に費やす時間が昔に比べ短くなり時間にも心にもゆとりが出てきました。ですが現代の男性も女性も多忙を極めているように思えます。それはなぜでしょうか?

常に何かに追われている日々。追われいるものの正体が仕事であったり時間であったり、家事や育児、もしかすると手元にある電話なのかもしれません。それは人によって様々なのですが、昔に比べ合理的に進んでいるはずなのになんだか疲れたと毎日ぼやいていませんか?

やりこなしていくことがまとわりつくような忙しさの中で、何か空虚な心の中。何となくこの日常からちょっと離れてみたいと思っている人は少なくありません。

今回は多忙な日常をちょっと横に置いて非日常を楽しんでみたいという既婚女性をターゲットに、記事を進めて行きたいと思います。

 

日常とは違う世界を知らない

 

まず既婚女性の多くは日常とは違う世界を知りません。日常とは違う世界というのは一般的に自分が妻であり母親であることを一旦横に置いて過ごす空間のこと。恐らく既婚女性は四六時中妻と母親、仕事している方ならキャリアウーマンとしての自分を背負って生きているのではないでしょうか。

様々な顔を持つというのは、ある一定の自分だけではないので気持ちの切り替えが出来ている反面、あまりにも毎日が忙しく通り過ぎるので、自分って何しているんだろうとふと空しくなる時も。鏡を見た瞬間にどこか疲れた顔をしている自分に苦笑い、なんてこともあるでしょう。

疲れている時は確かに休息が必要なのですが、一方で自分の肩書を忘れる時間も大切なのです。ただ、いつもの自分と違う私なんて知らないし、第一そんな場所があるかどうかもわからないもの。自分を見失いそうになるくらい毎日時間や何かに追われてた、ということですね。

真面目に一生懸命やってきたという証明なのでしょう。しかしいずれ来る空虚な思いにぶつかった時に、私は非日常の世界も楽しめているんだという息が抜ける場所があってもいいのではないでしょうか。

 

普段の世界の延長線上に非日常は存在しない

 

日常で疲れてしまった時に覗いてみたい非日常は、普段の生活の延長線上に存在するのでしょうか?答えはNOです。普段の日常といえば家庭や仕事ですから、そこから広がる人間関係や場所ということになります。延長線上だと家族や仕事関係で縁のある人や場所なので、あなたが日々背負っている肩書がベースになるのです。

よく、ママ友と飲みに行ったり会社の仲の良い女性と食事に行くこともあるでしょう。それもママだからママ友と、仕事をしているから仕事仲間と、という具合に。

そう考えると普段の日常と何ら変わらなくなってしまいますよね。あくまでも非日常はいつもの自分ではない、しいていえば自分さえも出会ったことのない自分が出せるところですから、家族や仕事で関連した場所では無理な話。

最近では主婦が持つ願望がメディアにも出るようになり、その中に昔なら倫理観や家族を揺るがすものが話題になっています。既婚女性の願望と非日常の世界、どう関係があるのでしょうか。

 

マスコミも注目!既婚女性の願望とは!?

 

 

どこにでもいる主婦が秘めた願望として持っているものを大きく二つに分けてみました。この記事を見ている貴女も抱いているのではないででしょうか。

 

誰も知らない場所に行ってみたい

 

毎日人や時間・仕事に振り回されて嫌になることがありませんか?多くの既婚女性が考える願望、その一つが誰も知らない場所に行きたいというもの。

ああ、それわかる!と頷いたでしょう(笑)家にいても会社にいても、自分は自分で居なくちゃいけないからいっそのこと遠くに行きたいとは、どの母親も妻も一度は考えること。実際に1人で行けるかどうかは家庭の事情ですから願望で終わるか強行突破で旅に出る女性もいるかも知れません。しかしそれだけ身を呈して家族や会社のために動いているということですから、強行突破でも家族の反対を押し切ってでも行きたい思いはやまやまですね。

 

全く知らない男性と出会ってみたい

 

これぞ非日常の世界を堪能するにふさわしい願望、ともいえるでしょう。全く知らない男性と出会ってみたいとは、要するに倫理観や家族を揺るがすものといえば不倫や浮気、ということになりますが、既婚女性の50%以上が持ったことのある、または実際にやったことがあると回答しています。

これを聞いて驚く人は、非日常の世界を知らない女性ですよね。やっぱりそうなんだと思ったあなたは多少なりとも男性と出会ってみたい、もしくは実際に出会ったことがある人でしょう。この記事にたどり着いてお読みいただいているのなら、少なくとも検索から興味を抱いて閲覧されているはず。

インターネットがパソコンから携帯へと発展し、どの人とも接点を持てる可能性がある以上、やはり男性と出会ってみたいという興味はあるはずなのです。

ただそこには自分の中にあるハードルが存在しています。

 

家族に後ろめたさを感じる時

 

毎日が忙しくて自分を磨いたりおしゃれをする暇がない、趣味も持ちたいけど時間があれば寝てしまいそう、本当なら仕事をしている男性が呟きそうな言葉ですが、最近では女性も同じく多忙な日々を過ごしています。

その中で誰にも言えない願望として前項で書きました男性に出会ってみたいというもの。自分にあるハードルを考えた時に出てくるのは家族に対する後ろめたさです。男性と出会いたいなんてふしだらで許せないと思う。だけど自分の中でも違う扉を開いてみたい。そう思うのは決して悪いことではありません。しいていえば既婚の男性も、あわよくば女性と知り合って仲良くしたいと思っているものですから。

ただそこに一線を越えるかどうか、という問題があります。主婦の願望に不倫や浮気というものがあることを書かせていただきましたが、一線を越えるようなことはしないまでも、ちゃんとイベントとして男性と知り合える場所はあるのです。

しかし男性と知り合う=不倫、と結びつけてしまうのが、まだ女性が男性に捕まれてると自立できず流されやすいという風潮がある証拠。実際は女性の方がずっと理性を保っていけるものなのです。

家族に後ろめたさを感じていると日常で開放されることは難しいのではないでしょうか。

 

日常で開放できないもの

 

いつも家族の前では笑顔でてきぱき家事をこなす、外ではバリバリ働いて一定の評価も得られるキャリアウーマン。そう見られ続けていると、どうしても出したい自分が出せなくなっていませんか。日常で蓄積したもの、本当はちょっとずつでも済し崩していくべきなのですが難しい、または無理なことなのかも知れません。

日常で溜まるストレスや疲れで多いのは人間関係に疲弊していることもあるはず。根本的な問題を取り外して楽になれればいいのですが、こと人間関係においては無くすことも取り外して置き換えることも出来ません。日常で開放できないことの多くが人によるものだとすると、仕事が関係しているところで自分を取り戻すことは出来ません。

また家庭のことで疲れている場合も、仕事が休みだからと家庭の中でどっぷり浸かっていると余計にフラストレーションがたまる一方ですよね。

日常で溜まるものを日常で開放するというのには無理があるのです。

 

家庭から逃げ出したい時

 

 

特に家庭でのストレスに関しては、主婦が抱えるものを夫や子供に理解してもらおうとしても無理な話。自分が一日で行う作業を家族に言ったところで、それを全てやってのけるのは不可能です。

恐らく家族に、これをしてあれをして、私は毎日これをしているからと伝えてきた女性は沢山いると思いますが、見事にデキる家族に仕上げることができたのは稀だと思います。やっぱり無理かという諦めと自分がやらなくちゃという落胆のようなもので押しつぶされそうになり、ふと家庭から逃げ出したいなんて思ったことは無いでしょうか。

もちろん本当に家庭を捨てるようなことはしなくても、もう、好きなようにやればいいじゃないと投げ出してしまった経験があるかもしれません。

男性はある程度仕事で収入を得たらそれでお役御免なところがありますが、女性はそういうわけにはいかないですよね。家族に対して責任があるのはむしろ女性なのではないでしょうか。

そう考えると責任があちこちに存在している女性は逃げ場がないと言っても過言ではありません。本当に家庭を捨ているようなことをせずにいるには、どこかで自分をリフレッシュさせなければいけないのです。

 

友達や家族の存在とは違う誰か

 

では一体どこで自分をリフレッシュすればいいのでしょうか。友達や家族は先ほど申し上げたようにあなたのことをよく知る人達です。でも知っているからこそ普段から頑張っているあなたしか見ていないのではないでしょうか。そうなると家族でも友達でもなく違う誰か、となります。

主婦の願望で男性と出会いたいという話をしましたが、何も不倫や浮気から入らなくても男性と出会える場所はちゃんとあるのです。ただ、場所を間違えるとリスクを背負うのはあなたです。

最近ではSNSで男性と知り合うのが主流のようになっていますが、顔も知らない素性もわからない相手との1対1の約束は考えても非常に怖いもの。かと言って友人や仕事関係の男性とそれも1対1で出かけるなんていうのも、怪しい関係じゃなくてもリスキーなことには変わりません。

それならちゃんと主催者がイベントとして開催し、ちゃんと素性が認められている人との複数人での飲み会などならリスクはありません。

友達や家族とは違う誰かと新しく出会える場所、それが既婚者同士で集い会う飲み会サークルなのです。

 

非日常を楽しむ場所

 

会ったことのない人に出会えて、皆さん友達づくりのために参加しているという目的で集まるイベント。恐らく非日常の楽しみとして申し込んでいる人が大半ではないでしょうか。

なかなか初めての人と出会うのは、この時代でも難しいもの。例えば異業種交流会なども初見の人と出会うことはありますが、やはりベースは仕事であり自分の目的目標をもって人と会話を成り立たせなければいけません。非日常とも違いますし、気が張っている分疲れてしまうのは当然のこと。

あくまでも仕事や家族のことは横に置いて、あなたが楽しむべき時間と場所を提供されたということで、既婚者サークルはとても有意義な会になること間違いありません。

また飲み会ですが、ほとんどのイベントでは飲み放題、料理はお店おススメのメニューがズラリ。出会いが目的とはいえやはり美味しい料理とお酒が入ればおしゃべりも進んで盛り上がっていくのがいいですよね。学生時代の合コンのようなワクワク感と、大人として参加するお店でのサークル。参加される方も節度のある紳士淑女ばかりです。

かといって正装で行かなければ、とかドレスコードがあるんじゃという心配も無用です。ドレスコードがあるイベントは事前にお知らせに入っていますし、堅苦しいサークルではないので気軽に申し込んでOK。

貴女と同じような気持ちで参加される方ばかりなので、安心してくださいね。

 

日常を精一杯頑張るために

 

 

非日常を楽しんでみたいという既婚女性の実情から、あなたは自分がどうしたいかというものが見えてきたでしょうか。普段から楽しようと思っている人はそうは感じないかも知れませんが、毎日クタクタになるまで頑張り、その頑張りが周りの人に認めてもらえてない状況だと、やはり逃げ場は欲しくなるものです。

家庭と仕事という状況の中で、日常と非日常のはざまで揺らいでみたいと思うのも仕方ないのかも知れません。ただリスキーなことはしたくないですし、羽目を外して家族に後ろめたいことをしようなんていうのはお勧めしません。

イベントとして参加するだけですので、友達と食事に行ってくると伝えるだけで良いと思いますし、毎日疲れてもこなしているからたまには羽を伸ばしてくると言って出かけるのでもいいでしょう。

日常を精一杯がんばる既婚女性だからこそ知ってほしい既婚者同士のサークル。

参加申し込みはネットでOKですし、参加費はよくあるカード決済でもなく当日参加の折に受付で支払うだけ。足跡も残らないので安心です。一人で参加されている方も沢山いますし、楽しかったということでリピーターになる人も。

少し背負っているものを下ろして、楽しい時間を自分へプレゼントしてもいいのではないでしょうか。