独身男性の自由なふるまい

 

独身の男性と聞くと自由に生きていて、経済的にも余裕があるというイメージがあります。それは若い世代でもそうですし割と年齢を重ねても同じことが言えます。結婚していないというのが一概に社会人としてどうなの、と言われていた時代はほんの一昔前、今は独身時代を謳歌しながら社会的にも安定している人が多いのです。

既婚女性から見ても独身男性は同じように感じることが多いのではないでしょうか。実際に既婚の女性が独身の男性と付き合っているという例も。

今回はそんな独身貴族を謳歌している男性と既婚男性とどちらが既婚女性が求めているのかを調査してみましょう。

まず先ほど申し上げた通り、独身男性は経済的にも余裕があるということ。今のご時世若いから・独身だからという理由だけでお金を持っているかどうかと一概には言えないかもしれませんが、やはり家庭に入れなくてもいいだけ収入を自分の自由にできるというのはあります。

また時間の拘束も妻や子供がいる既婚男性に比べれば少ないのではないでしょうか。ただ自由にできる分予定を詰め詰めに入れてしまうこともあるかもしれませんが、それも独身だからできること。家族に時間を費やさなければいけない既婚者からすれば、自由でいいなぁといえるでしょう。

そんな自由なふるまいの独身男性と付き合っている既婚女性は、この人なら忘れさせてくれるといった理由で家族や家庭のしがらみを忘れたくて付き合っているとも言えます。

 

独身男性と付き合う既婚女性

 

独身の男性と付き合っている既婚女性を見てみると、いくつかの特徴がうかがえます。自分と同じ既婚者ではないところから、自分が独占しているという意識が強くなり暴走しやすく浮気が本気になっている人が多いということがあります。独占したいという女性が集まってくるという点から、嫉妬深い女性が多いのも特徴の一つでしょう。

既婚男性は一人の女性に本気になるつもりはあっても、やはり家庭を持つ身。帰るべき場所は家庭というのをわかっています。既婚女性も同じ家庭を持つ立場から守るべきは家庭ということが分かっています。

しかし独身男性は倫理に反しているわけではなく、既婚男性に比べて罪悪感のようなものはあまり感じていません。そして既婚女性が自分に本気になっていてもなんとなく本気にならない自分にも気づいています。

女性は自分のことを好きでいてくれる相手、近くにいる相手より自分が好きだと思う人に惹かれがち。自分とは違う立ち位置の、しかも手に入らなさそうな男性を追いかけるもの。そう考えると既婚男性も絶対に自分のものにはならないのですが、家庭と自分とを天秤にかけられるのは許せないと思っている女性は独身男性に走る傾向があるのです。

そしてまた、独身男性と付き合う既婚女性は比較的経済的にも余裕のある人が多いのも特徴の一つです。やはり時間に自由が利く専業主婦ということから、夫の収入で家計が賄えているということからもわかります。

独身男性と関係を持っている既婚女性は、言ってみれば時間を持て余しているともいえます。

 

ある程度遊び慣れている独身男性に惹かれる女性は

 

既婚女性の中には遊び慣れている独身男性に惹かれる人もいます。遊び慣れているということは、自分だって遊びかもしれない。ましてや自分は家庭があるし圧倒的に不利ということも承知で。

他に彼女がいると既婚の自分と比べてしまうこともありますが、その悔しさが自分の糧となって、もっと自分を見てもらいたいというパワーの原動力になっているのです。こう考えると遊び慣れている独身男性に惹かれる女性は強いものですね。

ある意味男性よりもストイックに自分を磨こうとしているのかもしれません。そしてもう一つ、自分はこんな男性と付き合っているというステイタスのためにあえてハードルの高い独身男性と付き合っている既婚女性も。

最近ではSNSを媒体として既婚女性が付き合っている男性のことをつづっているのをよく見かけます。既婚であるにもかかわらず男性と付き合っていることを描いていると、いつしかそれが承認欲求となり、相手の男性をよく見せたいという衝動に駆られます。

怖いことに、それが目的で相手を決めるつわものも現に存在しています。遊び慣れている独身男性に惹かれる既婚女性はある意味対外的に発信したいという思いも見え隠れしているのではないでしょうか。

 

独身男性と付き合うメリット

 

今回は独身男性と既婚男性、どちらが既婚女性が求めているものに近いのか、ということをテーマに描かせていただいています。

ということで、ここからは独身男性と付き合うメリットをご紹介してみましょう。

まずは、これが最大なのではないでしょうか、バレてはいけない家族が相手にはいないということから、気持ちが楽ということ。既婚女性からしてみればやはり独身独り身の男性だと気軽に連絡も取れますよね。女性は自分の都合のいい時間に連絡を取りたいと思うもの。既婚男性が相手だと今は相手に家族がいるなと思ったら連絡を取るのを躊躇しますよね。独身男性を相手にしているとそれはない。

相手を自分の都合よく動かす、というと言い過ぎかもしれませんが会えない時間の理由が相手の都合ばかりになってくると不満が溜まってしまうので、独身男性と付き合うメリットとしては相手に比較的自由があるということなのではないでしょうか。

自分の都合は棚に上げて、ということも言えますが、女性は元来わがままな生き物です。自分の欲を満たす不満を解消するためには自分のわがままが少し通るくらいの相手が適当だともいえるのです。

 

独身男性と付き合うと既婚女性が損をする!?

 

独身男性は自由になりやすいという点がメリットということを前項で書かせていただきましたが、逆に言えば既婚の自分は非常に不利な立場でもあります。それは既婚であるがゆえに相手との未来は保証されていないということです。

相手は独身なのでいつか同じ独身女性を見つけて結婚するでしょう。既婚女性の気持ちが完全に独身男性のほうに持っていかれてしまうと未来のない自分は損をすることになります。本気にならなければいいのですが、独身男性と付き合っている既婚女性は恋愛感情を取り込んでしまっている人が圧倒的。むしろ遊びで付き合っているのは独身男性の方かもしれません。

その恋愛感情は既婚女性としては持ってはならないもの。相手が独身である以上、その人と一緒にはなれない分捨てられてしまうという運命にあるのは圧倒的に既婚者である自分です。そういう意味では遊ぶ感覚で独身男性と付き合える既婚女性はむしろ賢いともいえます。自分の立ち位置をしっかりと見極めているということから、人生をうまく乗り切っているのではないでしょうか。

独身男性と付き合っている既婚女性がすべて損をしているというわけではなく、惚れたほうが負け、という原理でいくと既婚の立場のほうが不利であるということになります。既婚の女性が楽しむのは疑似恋愛に近いもの。独身男性と割り切った男女の関係で居るのは難しいものです。

 

既婚男性はしょせん既婚

 

独身男性はそうかもしれないけど、既婚男性なんて帰るべき場所があるんだし所詮は自分のことを一人の女性として扱うなんて無理な話、と思うのは仕方のないことです。

既婚女性にとって既婚男性はいうなれば同じ土俵に立つ者同士。守るべきものはわかっていて、ベースも家庭にあるのはわかっています。既婚男性は所詮は既婚ですが、自分も同じ。

特に男性は妻に発覚することを何よりも恐れています。女性はうそをつくのがうまいと言いますか、ごまかすのが非常に巧みですよね。でも男性はすごく下手。それを男性自身もわかっているので自分の行動が少しでもおかしく思われてしまっては、と怖がっています。

特にサラリーマンで帰宅時間が決まってて残業や出張もほとんどない毎日だと、急に夜遅く帰宅するだけでも挙動不審になったり。既婚女性は自分も妻の立場でいる分、夫の行動で、ん?と思うところがあるとちょっと監視するようになりませんか?

スマホを盗み見するようなことまではしなくても、長く一緒に住んでいればいつもと違う夫の姿はピンと来るはず。それは既婚男性と付き合っていると相手が家庭内でうまく振舞っているかが見えてきませんか。既婚男性はしょせん既婚なのですが、自分が妻の立場である以上むしろ扱いやすく(笑)、付き合いやすい相手ともいえます。

 

 

同じ既婚者同士のメリット

 

独身男性と付き合ってみた時のメリットと同時に、既婚男性と付き合った場合のメリットも挙げてみましょう。

既婚者共通の話題で話ができる

 

既婚男性と付き合ってみた時のメリット、男女としての話題だけではなく既婚者同士の独特の話題で盛り上げるというメリットはあります。それは家庭のことであり子供のことです。なかなか周りの知り合いには言えない話も、家族とのつながりのない人だからこそ話ができるということも。

実は家庭を持つ人の多くが、親兄弟や仲のいい友達には打ち明けられない家庭の事情というものをたくさん抱えています。相談するほどではないことから少し深い話まで。同じ既婚者だからこそできる話なのですが、それがいつしか癒しになって、この人なら打ち明けられるといった安心感というものが生まれるパターンもあります。

男女の関係といってもベースは人と人との関係です。やはりフィーリングが合ってからこそですので、同じ既婚者でと思っている人は多いのではないでしょうか。

 

互いが同じリスクを背負っている

 

これは既婚者独特の感覚でもあります。同じ既婚同士ということで家庭持ちということから羽目を外しすぎては危険だというリスクをお互いに背負っていて50/50であるというのが既婚同士で付き合う時のメリットと考えている人は多くいます。

これは二人ともが同じ枷を取り付けられているので、互いの家庭に知られてはいけないから秘密裏に楽しむという意味でもあります。背徳感を楽しんでいる人もいればあえて自分に規制をかけることで、感情が暴走せずに済むと自分で言い聞かせるということにもなります。

いい意味ではほどほどに遊んで、ちゃんと時間には別れる。それを自分たちの約束ということにして会えない時はちゃんと連絡を取り合ってということで乗り切る。普通の恋愛ではなくても疑似恋愛で楽しむにはそれぞれが同じタイプのベースを持っているというのはいいことかもしれません。

 

 

既婚女性が求めるもの

 

既婚女性が求めるのは、自分を一人の女性として見てくれる存在であり、自分が女性であるという喜びをもう一度知りたいというものがほとんどです。

それは多忙な毎日から少し解放されて非日常を楽しめたらという既婚女性の中にある願望です。なかなかそれはオープンには出来ないもの。しかし、実際に行動を起こして毎日を満喫している人も少なからずいます。やりたいことを我慢して、毎日家族のことや仕事にまみれてしまうより、自分の楽しみを探して見つけようとする、イマドキの既婚女性はとてもアグレッシブで動いているのです。

現に今回記事にしている独身男性と既婚男性とどちらが既婚女性の求めるものを持っているのか、という記事をテーマにできたのも既婚女性がはっちゃけたいという何よりの証拠。既婚女性が求めるものが恋愛に近く女性としてもう一度輝いてみたいし同じ話題で共有したいというのは既婚男性に軍配が挙がりますし、一人の女性として独身女性と自分は果たして張り合うことができるのかというチャレンジ精神があるのなら独身男性に軍配が挙がるでしょう。

既婚女性一人ひとりが何を求めているのか、自分はどうしたいのかというのを明確にしていけば自ずと向かう道はあるはずです。

 

既婚者サークルで自分の求めるものを

 

独身女性と自分がどんな立ち位置になるか、というのを張り合うなんてとても無理、でも一人の女性としての自分の求めるものがあるのなら少し踏み出してもいいのではないでしょうか。人見知りな方には少しハードルは高いかもしれませんが、最初の一歩はみな相当な勇気がいるもの。そして人というのは自分のことを全く知らない初見の人には話しかけられるという不思議な現象も起きるものです。

これは人が持つ自分のイメージが壁を作ってしまっているからだと思われます。自分が話ができない場面にいる人には話すきっかけがない限りしゃべれないという人が、自分のことをまだ知らない人にこれからの自分を知ってほしいということから話せるようになるというパターンもあるそうです。

それをうまく活用して、一度自分と同じ環境にある既婚者だけが集まるサークルに参加してみるのもいいかもしれません。同じ既婚者同士なら話す内容も自分が入りやすい話題ですし、いつもなら母親としての自分だったり妻としての自分で人と接しないといけないのが、ここでだけ自分だけの世界で楽しむことができるのです。

肩書をそっと外して楽しむ時間のなかで、自分が求めるものがそこで見つかるかもしれませんし、自分が持つ自分自身のイメージというのもがらりと変わるかも。

自分だけの時間と自分だけの楽しみを持っている人は輝いていくもの。あなたもそんな素敵になれる扉を開いてみませんか?