独身の場合は、誰と話していようが、誰と食事に行こうが個人の自由という一言で終わってしまうかもしれませんが、既婚者の場合は、そのときの状況や行動一つで不倫や浮気の疑いの目を向けられてしまうこともなくはありません。

不倫や浮気の噂や疑いを解くのは、本当に大変なこと。ときには周りから誰も味方がいなくなることだってありますし、家族にも迷惑をかけてしまいます。そこで今回は、飲み会で“不倫や浮気を疑われないための注意点”をまとめました。

 

1.どんな飲み会だとしても既婚者たる者、危機感を

会社の飲み会や同級生同士の飲み会、同僚との飲み会や友人との飲み会など、飲み会は大切なコミュニケーションの場ですよね。普段飲み会には参加しないという方でも、同窓会や忘年会、送別会や歓迎会などの行事ごとであれば、参加しないわけにはいかないことと思います。お酒も入り、楽しい楽しい飲み会ですが、もし異性も参加する飲み会の場合には、既婚者の方は、危機感も必要不可欠!

あなたは何もしていないつもりでも、ちょっとした行動や言動で、不倫や浮気を疑われるリスクが0ではないからです。今では不倫問題が公になっているご時世ですから、不倫や浮気というネタを面白おかしくでっちあげる人もいなくはないので、既婚者としての常識ある行動も問われることを頭の片隅に入れておきましょう。

 

2.不倫や浮気などの噂が広まりやすい危険な行動や言動は?

不倫や浮気を疑われてしまう言動や行動には一体どんなものがあるのか確認してみましょう。

・あざとい態度をする

男性に媚びを売ったり、上目遣いを繰り返すなどの、あざとい態度ばかりしている女性は、同性から嫌われやすいです。接している男性が鼻の下を伸ばしたりしている状況ですと、周りにいる人からすれば「この先、この二人どうにかなっちゃうんじゃない?」と変な想像が進み、気づけば周りで「あの人って男好きで、◯◯さんとイチャついていたよ」と良からぬ噂を流されかねません。

 

・セクシーな服装で参加する

男性が参加する飲み会で、胸元が多く見えていたり、パンツが見えそうなミニ丈のものを着ていると、やはり女性ウケが非常に悪く、男好きなどのレッテルを貼られる可能性大。浮気や不倫を匂わすような行動を一切していないのに、勝手に噂を流される可能性がありますので、注意しましょうね。

 

・少しの時間でも異性と二人きりで抜ける

少しの時間でも異性と二人きりで姿を消すのは要注意です。いくら仕事の話だとしても、周りはそうは思いません。お酒が入っていると余計ですね。トイレへ席へ立つ時間がいつも同じなのも怪しまれるので、頭の片隅に入れとくといいかもしれませんね。

 

・二人で話ししてばかりいる

特定の男性と二人で話してばかりいると、これでもか…と限られた時間を過ごしている禁断のカップルのように見られてしまいます。出来るだけ大人数でいるときは、誤解されないためにも複数人でお話しましょう。

 

・周りが知らないような情報を知っている

家庭の話や家の住所、誕生日などの特定の人しか知らないような話は、出来るだけみんながいる前では話さない方がベターです。中には「なんで知っているの?」と良からぬ疑いをかける人もいますからね。話したいときは冒頭に「この間言ってましたけど~」など、自分を守るような話し方をすると良いかもしれませんね。

 

・帰り二人で帰る

これは必ず怪しまれるので、出来るだけ控えましょう。

二人で帰る機会なんてあるわけないでしょ!と思うかもしれませんが、たまたまタクシーの方向が同じだったり、最寄り駅まで危ないから送りますと言われることはきっとあると思います。有り難い話だとしても、ここはお断りするのが得策。帰り道一人で怖い方は、タクシーやお迎えを頼む、女性も一緒に誘う、電話しながら帰るなどの工夫をして、いろんな意味でご自分を守ってくださいね。

 

3.異性だけでなく同性にも注意が必要

先程も少し触れましたが、浮気や不倫は実際にしていなくても、ちょっとしたことで噂は立ってしまいます。また、あなたが疑われるような態度を取っていなくても、嫉妬や妬み、僻みなどの感情により、噂をされてしまうこともあるのです。悪口と同じ感覚ですね…。

特に、女性は男性以上に浮気や不倫などの“その手の話”が好きな生き物。男性は比較的、周りのことに無頓着な方も多いですが、逆に女性はよく周りの行動を見ているもの。ですから、会社の飲み会や同窓会などの飲み会で、あまり親しくない女性が参加している場合には注意が必要です。出来るだけ周りに敵を作らないように日頃過ごすのが得策です。

 

4.トラブル回避のために注意したいこと&実践したいこと

浮気や不倫の噂が一度でも立ってしまうと、私生活に影響しますし、家族にも迷惑をかけます。最悪の場合パートナーから信頼されずに、そのまま離婚…ということだってありえますので、出来るだけ日頃から敵を作らないようにしましょう。トラブル回避のために注意したいことや、日頃実践しておくと良いことをご紹介します。

 

・特定の男性と仲良くしすぎない

仲が良すぎる男性がいると、噂は立てられやすいです。既婚者・未婚者関係なく、ある程度の距離感を取りましょう。また、男性に甘えたり、媚を売るような態度は厳禁。例えば社内の中で、あなたが仮に人気者でマドンナ的存在の場合、嫉妬から目を付けられやすいからです。

 

・派手すぎず、地味すぎず

学校などの集団生活を例に挙げると、派手でも地味でも目を付けられやすいですよね。それと同じで、社内などでは派手すぎず地味すぎない存在でいることが、一番平和なポジジョン。とは言っても、役職などでどうしても社内で注目を浴びてしまう方もいらっしゃることと思います。そういった場合には同性から慕われるような女性を目指してみましょう。

 

・旦那さんの話を出来るだけする

仲が良い夫婦の印象が強ければ、浮気や不倫を疑われるリスクも下がりますし、噂が出たとしても「あんなに仲良かったのに?どうせ嘘でしょ」となりやすいです。逆にいつも旦那さんや奥さんの悪口ばかり言っている人は、浮気や不倫の噂がすぐに広まりますし、当然「あー、やっぱり?仲悪かったもんね」と言われてしまいますよね。ですから日頃から周りを不快にさせない程度の旦那さんのノロケ話などを入れるといいかもしれませんね。

 

・ノリでも軽はずみな発言に注意

「◯◯さん素敵ですね!」「◯◯さんって頼もしいですね」など、社交辞令を使う場面もあるかと思いますが、陰で自発的に言うのは控えた方が良いかもしれません。周りがかっこいいと盛り上がっている状況であれば、もちろん発言しても良いでしょうが、いきなり「◯◯さんってかっこいいよね…」と言ってしまうと、あまりにも本気っぽく聞こえませんか?特に飲みの席では、本音が出やすいと一般的に認識されているので、特別な感情がなくとも言わないのがベター。

 

・飲み会では出来るだけ女性の隣に

事前にトラブルを回避すべき、飲み会(特に厄介な男性がいる場合)は女性の隣に座るのが最もトラブル回避できる方法の一つです。仮に男性の隣に座った場合には、大人数で話をしましょう。

 

・飲み会の帰りは注意

帰り道が同じで二人で駅まで歩くだけでも変な噂が立つこともあります。出来るだけ男性と二人きりにはならないのがベスト。同じ方向だから送っていくよ!と言われても、旦那が来るので…など嘘をついてでも断りましょう。頃合いを見払って、タクシーなどで帰るようにしましょう。

 

5.夫婦の危機!?パートナーから浮気を疑われたときの対処は?

本当に何も疑われるようなことをしていなくても、ちょっとしたことで何故か噂が立つこともあります。そんなときに、旦那さんの耳にその噂が入ったら大変ですよね。もし仮に旦那さんから浮気を疑われてしまったときの対処法をご紹介します。

 

・噂が広まった事実が無実だと説明する

噂を広げられた側も悩みますが、真実がわからない旦那さんも相当なストレスを抱えていることでしょう。ですから、あなたからしっかり無実であると伝えてあげましょう。あなたが本当にやましい行動をしていなければ、きっと想いは伝わるはずですから。

 

・携帯は旦那さんから見える場所に常に置いておく

やはり浮気や不倫のツールと言えば、第一に携帯電話ですよね。携帯の中までは見ない旦那さんだとしても、やっぱり本心は見たいはず。せめて、旦那さんから見えるところに携帯は置いておき、やましいことしていないよ!というアピールをしてみましょう。

 

・携帯のパスワードを共有する

話をしても信用してくれない旦那さんには、携帯のパスワードをいっそのこと教えるのがマスト。正直教えたくない派の方も多いと思いますが、夫婦関係が壊れてしまうことを考えれば、携帯を見せることで解消されるのなら良いのではないでしょうか?

 

・飲み会があるときには、帰りは連絡もしくは迎えに来てもらう

浮気や不倫の噂を聞いたあとに、妻が遅く帰ってくることがあれば、どんな旦那さんだって不安になります。遊びや飲み会などの予定は、しっかり伝えるようにして、安心させてあげましょう。出来れば飲み会の帰りは、お迎えに来てもらうのがいいかもしれないですね。

 

不倫や浮気のゴシップネタは、嘘でも本当でも広まりやすいです。

夫婦円満だということを、周りも知っている場合は疑われずに済むかもしれませんが、日頃から喧嘩ばかりで夫婦仲が悪いと思われていると尚更です。

特に飲み会では、素が出やすい場面なので、ちょっとした言動や態度で、勝手に噂にされてしまうこともなくはありません。既婚者である以上、既婚者としての自覚のある対応や行動をしなければならない場面もたくさんあります。

特にそこらへんの同性の目って本当に怖いですから。「自分は大丈夫」と決めつけずに、特に飲み会などの集まりでは注意をしていきましょうね。