既婚者の合コンを選ぶ時の基準について

既婚者合コンは、気兼ねなく自分の夫や妻以外の異性と、楽しい時間が過ごせるチャンスです。

しかし安心して参加できるイベントでないと、勘違いして来る人もいるので、参加後に嫌な気持ちにならないためには、既婚者合コンを選ぶ基準を覚えておくと安心。

結婚するとなんとなく刺激がなく、毎日マンネリの生活に退屈する人もいるでしょう。そんな時に、夫婦喧嘩も起こりやすいですよね。

既婚者合コンは自分と同じ立場の人の集まりなので、愚痴こぼしもできますし共通点も見つけやすいもの。

既婚者の合コンが、今後の結婚生活によいスパイスになるためにも、選ぶ時は内容を確認しておくことが大切です。

 

既婚者合コンとは何?未体験の人が気になること

既婚者合コンとはその名前の通りに、既婚者が集まる合コンです。恋人探しや婚活目的の独身者がいないのでお互いに話しやすく、既婚者同士のよい関係が築けることもあるでしょう。

しかし世間では既婚者合コンと聞くと、不安を抱く人も少なくありません。未体験の人は、次のような疑問を抱いている場合があります。

 

参加者について

既婚者合コン、既婚サークルと呼び名は異なりますが、既婚者が対象になるイベントは最近人気を集めています。

合コンは独身者が集まり、出会いを探す場所のように思われていますが、既婚者となるとパートナーがすでにいるわけですから、恋人探しとは少し違う意味合いがあります。

参加する人のタイプですが、年齢層は30代~50代。既婚の男女ですから、年齢幅は広くなっています。

若い人なら、20代後半で既婚者合コンに参加する人もいますし、子供が成人するほどの年齢の方も多くいます。

サラリーマンや家庭の主婦、自営業など。ライフスタイルもさまざまですが、参加者に共通するのは既婚者であることです。

 

男性参加者の目的

異性との出会いが、一切なくなる結婚生活。独身時代にドキドキしながら飲み会に参加した経験が、懐かしく感じられるでしょう。

とくに専業主婦になると、外の世界との関わりが限定されてしまい、友人と会うことすら大変になるケースも。

そんな人たちが気になる既婚者合コンですが、女性にとっては男性参加者の目的は少し心配になる部分です。

恋愛対象を探すわけでもないので、男性は不倫相手を求めてやってくる恐れもありますよね。はっきりと態度に示してくる人は少ないものですが、出会いを多少頭に入れているのはありえます。

しかしほとんどの男性参加者は、結婚している者同士で楽しくお酒を飲みたい、理解し合いたいといった気軽な目的で参加する人が多くなっています。

 

女性参加者の目的

女性は結婚すると生活環境が大きく変わりますので、独身時代のように自由に友人と旅行したり、飲みに行ったりする機会は減ります。

その点男性は仕事を理由に出かけたり、会社の異性と楽しく食事をしたりするケースもあるでしょう。

既婚者合コンに参加する女性は、同じ悩みを抱える女性の友人を作るためにやってくる人もいます。

また異性として見られなくなった夫婦関係に刺激を与えるため、既婚者の男性と緊張する瞬間を持ちたい人もいるでしょう。

久しぶりに異性とお酒や食事をするのは、友人と出かける時とは異なります。メイクをしてオシャレをする準備時間も、既婚者合コンに参加する魅力になっています。

 

開催される頻度について

既婚者合コンに参加したいけれど、時間が合うかわからないという人は多いですよね。家でいつも夫を待つ女性の場合は、生活サイクルが出来上がっていますので、普段とは違う行動をとりにくい環境があります。

とくに子供が小さいと、夜の飲み会では時間調整できません。そんなことも考慮して開催される既婚者合コンは、週に1~2回、土日の午後や夕方、平日のランチなどに開催されるイベントが多くなっています。

既婚者となると、仕事や家族の都合で自由に参加できません。そのため選択できるように、柔軟にスケジュールを組んでいる会社も多く存在します。

 

既婚者合コンを選ぶ5つのポイントについて

既婚者の合コンを選ぶ時の基準について

既婚者合コンは、色々な場所で開催されています。家庭では味わえない刺激を体験するチャンスですから、後悔しない合コンを選びたいですね。その際に意識しておくとよい、5つのポイントをご紹介しましょう。

 

料金について

既婚者合コンの費用はイベントごとに異なりますので、開催会社のサイトを見て料金は事前に確認しておきましょう。

基本的には男性のほうが女性よりも料金が高く、男性は5000円~1万円、女性は2000円~6000円が相場となっています。

主婦だと合コン費用はとても気になりますので、無理なく参加できる低予算のイベントからスタートするのも方法です。

また割引制度がある合コンもありますので、早割や友人紹介割引など、対象になるものはどんどん活用しましょう。

 

初参加者限定のイベントがある

既婚者合コンやサークルは、常連の人も少なくありません。たとえば合コンで意気投合した人と、違う飲み会に誘い合わせて再会することもあります。

慣れた人ばかりだと自分が孤立する可能性もありますので、不安な人は初心者限定などの合コンを選ぶのもオススメです。

当日はスタッフの指示により、席替えなどのイベント進行があります。フリータイムは気に入った人と話をするチャンスになりますので、初めて同士のほうが意気投合しやすいこともあるかもしれません。

 

きちんとした規則があること

既婚者合コンに初めて参加する人は、どのような人が来るのか楽しみでありながらも、不安も多少は残ります。

イベントではアルコールも提供されますので、酔った勢いでマナーのない行動をとる人もいるかもしれません。

そんな不安は、開催する会社が規則を徹底しているかどうかで判断できます。たとえば不倫を目的とする人の参加禁止、女性の身体に触れるのは違反など。

全員が安心して楽しい時間を過ごすためには、規則やルールが徹底されていることが必要です。

また当日は必ずスタッフのサポートがあり、困ったこともすぐに相談できる人がいると安心。参加者に身分証の提示を求めるかどうかも、しっかりと確認しておきましょう。

 

イベントの規模について

既婚者合コンは婚活と同じで、性格的に大勢の中だと上手く自分をアピールできない人もいます。

イベントの内容はさまざまなので、個室を借り切る小規模タイプ、船上パーティーのように大勢が参加するタイプも人気。

自分らしさを発揮して楽しく合コンに参加するには、参加者の数やイベントの規模もチェックしておきましょう。

また男女比がどうなっているかも、とても気になる部分です。イベントは年齢制限がある場合や、年収や職業を限定する合コンもありますので、どのような出会いがあるか選ぶ時にイメージするとよいかもしれません。

 

料理やドリンクなどのメニュー

既婚者合コンは話が盛り上がるか、気が合う人がいるかというのが一番気になります。料理やドリンクは、さほどメインで比較するところではないもの。

しかしせっかくお出かけをするので、普段行きつけないレストランや食べたいものを選ぶことも大切ですね。

またお酒が飲めない人なら、ソフトドリンクがメニューに含まれているかどうかも、必ず確認したいポイントのひとつ。

初対面の異性とは、食べ物で話題が広がることもありますので、好きな料理のジャンルを中心にして選ぶのもオススメです。

 

急に参加できなくなった時の対処法

既婚者合コンは運営会社ごとに手続きは異なりますが、参加したいイベントはインターネットで検索すると色々と見つかるでしょう。

無料会員登録をする場合、好みのイベントをオンライン予約するなど、それぞれの手順に従いましょう。もし急に参加できなくなった場合は、次の方法で対処してください。

 

キャンセル料は事前に確認しておく

合コンやパーティーなど、イベントのタイプはさまざまですが、急な用事で参加できない場合もあります。

その場合のキャンセル料がいくらなのか、申し込みの際に必ず確認しておきましょう。曜日によっては、キャンセル料が発生する可能性もあります。

また遅刻や早退などもできるだけ早めに、連絡フォームでメールをしたり電話連絡で伝えたりしておきます。

 

開催側から注意される時も

せっかく楽しみにしていたイベントが、開催者側の都合でキャンセルされる場合があります。たとえば予定人数が著しく揃わないケースや、男女比に差が出る場合。

開催するレストランなどのお店の都合でも、キャンセルされる可能性もあります。その場合は日程を変更して行うか、返金されて別のイベントに申し込みをしなければならない場合もあるので、開催者側の指示に従って対処してください。

 

既婚者合コンで注目されるためのコツ

既婚者の合コンを選ぶ時の基準について

パートナー以外の異性と話をするのは久しぶりで、どのような態度で接すればよいのかわからなくなっている人がほとんどです。

緊張するのは自分一人だけではありませんので、多くの人が同じ気持ちでいると知ったら安心できるでしょう。では既婚者合コンで注目されるために、なるべく意識したいことをご説明しますね。

 

清潔感のあるイメージを大切にする

結婚しているからとはいえ、異性の前では輝いていたいもの。既婚者合コンはオシャレするよいチャンスにもなりますので、久しぶりでどのような服装で行くべきか困る人は少なくありません。

イベントはホテルのラウンジなど、きちんとした場所ではドレスコードがあることも。それぞれのイベントにより服装の指定がありますので、事前に確認しておきましょう。

ほとんどの場合はカジュアルな服装でOKですが、注意したいのは生活感が溢れないように、清潔感を意識すること。

それは独身時代の合コンと同じく、異性から好まれるようなイメージを大切にするとよいですね。

 

誰にでも同じ態度で接する

結婚している人同士は男女関係なく、理解できることがたくさんあります。異性との出会いだけでなく、将来的に長続きする友人を作るチャンスにもなるでしょう。

異性の視線だけを意識せず、同性の参加者とも仲良く話をしてください。初対面の人には笑顔で接すること。

お気に入りの人だけにアプローチするのではなく、周囲の人と仲良くコミュニケーションをとるのがオススメです。

損得勘定で近づくと、そんな態度は異性にすぐわかりますので、せっかくのイベントが楽しめなくなる可能性があります。

 

家族の話で共通点を見つけよう

異性と話をするのは久しぶりで話題が見つからないという不安は、初参加の人からよく聞かれる声です。

夫や妻なら、どういった話題でもお互いに理解できる関係ですが、そのまま外で同じ態度で異性に接すると、恥ずかしい思いをする場合もあるでしょう。

既婚者合コンのメリットは、参加者が全員結婚しているため、同じ環境があること。話題も独身者よりは見つけやすくなりますが、さらに共通点を見つけ出すなら、家族の話題を出すのもよいですね。

中にはプライベートにはあまり触れたくない人もいますので、相手の反応を見ながら臨機応変に対応してください。

 

大人としてのマナーを大切にする

結婚している人は全員大人のはずですが、場合によっては破目を外してしまう人もいるでしょう。

ほとんどの合コンでは、不倫目的の参加者はお断りしていますので、当日に迷惑行為をとる人は強制的にお帰りいただくこともあるようです。

参加者の年齢は50代も多いため、大人のマナーは身に着けておきたいですね。話し方や仕草など、普段家庭では見せない自分を演じるのも参加するメリットになります。

 

避けたい話題について

友人や同じ趣味仲間を見つけるなど、合コンでは意外な人と知り合うチャンスです。そのためあらゆる話題で近づいてくる人がいますが、初対面では避けたい話題もありますので注意しましょう。

たとえば住んでいるところや勤務先の会社名など、プライバシーに関することは質問された人が不快に感じるケースもあります。

参加する際には匿名やニックネームを使う場合が多く、できるだけ個人を特定しないように開催者側でも配慮しています。

一歩踏み込んだ質問をする際は、必ず相手の反応を見て続けてください。浮気目的ではなくても、家族に内緒に参加している人も多く存在します。

 

まとめ

既婚者合コンは参加する目的を明確にしておくと、満足できる時間が過ごせるもの。結婚後の生活はあらゆる制限があり、窮屈に感じる時もあります。

既婚者合コンはストレス発散にもなりますし、自分の魅力を異性の視線から発見してもらうチャンスが待っているでしょう。