既婚者合コンに参加したいけれど、何か引っかかるものがあるという人は多いのではないでしょうか。

周囲からは浮気相手を探しているの?と思われそうで、参加しにくい雰囲気。でも話題になっているから、一度は行ってみたいと迷っている人も多いでしょう。

合コンといえば独身者が集まり、楽しくお酒を飲む場所というイメージ。出会いを求めて参加する人がほとんどかもしれません。

結婚してから異性とのつながりがあるといえば、自分のパートナーだけ。男女関係なく出会いが限られた人生は、とても退屈に感じてしまいます。

近年人気がある既婚者合コンは、浮気相手を見つけるのでなく、気晴らしや自分を磨く場所として活用している人も増えています。

参加したいけれど勇気がないという人は、ためらう理由を考えて今後の計画の参考にしてみませんか。

 

結婚したらできなくなること

好きな人とゴールインして幸せな家庭を築くのは、誰もが夢見る内容です。新婚時代は何をしていても楽しく、二人で一緒にいられることに感謝しますよね。

しかし楽しい新婚時代は長く続かず、独身時代が懐かしく感じる瞬間が色々と出てくるのです。結婚したらできなくなるのは、次のようなものが挙げられます。

 

夜遊び

独身なら朝までお酒を飲んで酔っ払っても、その場限りの出会いがあっても、文句を言う人はいないでしょう。

独身のうちにやっておきたいことのひとつに、夜遊びがあります。クラブやバー、合コンなど、羽目を外して遊べるのは独身が持つ特権です。

結婚してから夜遊びをすると、夫婦関係が上手くいっていないのか、それとも相手に理解されているのか、世間から不思議な存在に見られてしまいます。

また近所の目も厳しく、結婚してから一人で朝帰りをしたら、すぐによからぬ噂が広がってしまうでしょう。

 

好きなところに旅行する

新婚時代なら二人でたくさん旅行をするのが可能ですが、いずれ子供が生まれてマイホームの購入、家族との付き合いなど、金銭的にも時間的にも制約されてしまいます。

旅行好きな人は結婚前に好きなだけ旅行をして、遊び納めておくことも必要かもしれません。

結婚すると、何をするにもいつも二人。計画を立てる時も相手の意見を尊重しなければならないので、好き勝手に旅行をすることはないでしょう。

ある日ふと旅に出たくなり、バッグひとつで家を出るというのも不可能になってしまいます。

海外旅行だとお金もかかりますから、独身時代の自由な時にたくさん行っておきたいですね。

 

自分にお金をかける

独身時代はお金の使い方も自由ですから、好きな洋服や食べたいものなど、誰にも相談しなくてもOK。

しかし結婚すると将来のために節約しなければならないため、独身のように自分にお金をかけることができなくなります。

たとえば、女性の美容にかかるお金。ネイルサロンやエステサロン、美容院など、綺麗にするためにはお金もかかります。

しかし結婚すると美容を意識すること自体が少なくなり、自分のためにお金を使うチャンスは減ってしまいます。

男性なら趣味にお金を使う人が、結婚後に諦める場合もあるでしょう。「いつか始めよう」と思ったまま、趣味のない生活が始まってしまうのです。

 

友人付き合い

学生や独身時代は友人と一緒にあちこち出かけたり、家に泊まったり過ごす時間がたっぷりとありました。

しかし結婚するとパートナーを置いて、自分だけが友人と楽しく過ごすのは、悪いことのように感じますよね。

結婚している友人や、独身の友人。相手のライフスタイルに関係なく、人に会う時が減ってしまいます。

まずは家庭が第一。その優先順位を守っていると、次第と友人と疎遠になるケースもあるでしょう。

独身時代に友人と楽しく過ごせなかった人は、結婚して後悔する場面が色々とあるかもしれません。

 

恋愛

結婚するとできないのは「恋愛」です。異性の視線を気にしながらオシャレをしたり、デートをしたり。

そんな生活は毎日刺激になるので、独身者はいつも輝いています。好きな人と結婚したのだから、恋愛する必要はないだろうと思うのが普通の常識。

しかし長い間同じ相手と一緒にいると、自分が異性として見られなくなってしまうのです。そんな寂しさからやってくる恋愛のときめき不足は、結婚するともうできないことなのだとがっかりする瞬間です。

 

既婚者合コンに行きたい!でもためらう人たちの共通点

既婚者合コンが日本各地で開催され話題を集めていますが、気軽に参加できる趣味のサークルとは違い、あらゆる理由でためらう人がいます。

そんな人たちに共通する理由について、考えられるポイントを見ていきましょう。

 

罪悪感がある

既婚者合コンは交流会やオフ会、サークルなど、あらゆる名前がつけられていますが、どれも既婚者を対象にして集まるイベントです。

年齢は30代~50代が多く、子育てがひと段落している人も多く参加しています。参加をためらう理由として、自分のパートナーに罪悪感があるため。

内緒で合コンに参加するのは、裏切るようで申し訳ないと思ってしまうのです。既婚者合コンは女性に考慮したイベントが多く、集合時間も週末の午後など、家庭に影響を与えないように工夫されています。

しかし夫や妻を家で待たせて、自分だけ楽しく異性と時間を過ごすのは、夫婦関係を悪くしそうなのでためらってしまいます。

 

浮気性だと思われる

既婚者合コンは、友人を作る場所や知り合いを増やす場所など、健全な目的があるもの。しかし世間の人は、悪いイメージを持つ場合もあります。

確かに浮気相手を見つけに行く人も、実際に存在するでしょう。しかし全ての人がそのために参加するわけではありませんので、楽しく食事をして終わりになる時も多いのです。

それでも参加者同士もネガティブなイメージを抱き、お互いに浮気性の人だと勘違いされる可能性があります。

 

着ていく服がない

結婚してから自分のパートナー以外と食事したり、お酒を飲んだりする機会はほとんどありません。

既婚者合コンというチャンスが訪れてためらってしまうのは、着ていく服がないことやトレンドを意識したオシャレができないといった理由もあります。

異性の視線を集める場所なので、できれば独身時代のように輝いて絶賛されたいですよね。既婚者合コンはお見合いパーティーのような、堅苦しいオシャレをする必要はありません。

しかし綺麗に着飾って出かけるのは、マンネリした結婚生活の刺激になること間違いなしでしょう。

 

好きな人に出会いそう

恋愛のチャンスは、いつどこでやってくるかわかりません。結婚しているからといえ、自分の好みのタイプが目の前に現れたら、心が揺れ動いてしまうのは仕方ありませんよね。

そんな時にしっかりと自分を持っている人でないと流されてしまい、夫婦関係の危機を迎える恐れがあります。

熱しやすくて冷めやすいタイプは、合コンで色々と素敵な人を見つけるかもしれません。その時に感じるドキドキ感は普段得られないもので、現実逃避した場所で恋に落ちそうな不安があるのです。

もし夫婦関係が上手くいっていない人なら、優しく声をかけてくれる人と親しくなってしまうこともあるかもしれません。

 

話題がない

「合コンに行くのは何年ぶりだろう?」とモチベーションを高く持って会場に到着したもの、実際に自分のパートナー以外と話をするのは、とてもエネルギーを使うものです。

ましてや夫婦だけの会話は、いつもマンネリで気を遣わずにいるため、相手がどのような話題が好きなのか考える必要もありません。

既婚者合コンをためらう理由としては、盛り上がる話題がないこと。しらけてつまらない人だと思われ、がっかりと帰ってくるのでは参加したくなくなります。

とくに女性の場合、専業主婦として生活していると外のつながりがないので、必然的に話題は家族やテレビくらいになるかもしれません。

 

危ない人がいそうな不安

既婚者合コンは全員が色々な目的を持って参加していますが、共通するのは出会いを求めていることです。

その場だけ楽しければよいという人や、友人としてずっと付き合いたい人、または趣味の仲間が見つかる場合もあるでしょう。

そこで注意したいのは、浮気相手を求めてくる人の存在。強引に二次会に誘ってきたり、スキンシップをしてきたりする人もいるかもしれません。

初対面の異性とはどの程度距離を置くべきか、久しぶりでわからない人も多いはず。既婚者合コンは「なんとなく危ない人がいそう」というイメージがあると、参加をためらってしまいます。

 

ためらわずに参加できる既婚者合コンの選び方

たまには違う異性と話をするのは、夫婦関係に刺激を与えるよいチャンスになります。行きたいけれど気が乗らない…と迷っている人は、安心して参加できる既婚者合コンを選びましょう。その際の判断基準は、次のポイントを意識するとよいですね。

 

開催時間が早いイベント

既婚者合コンは色々なタイプがありますが、家で待つパートナーのことを考えたら申し訳ないとためらう人は、開催時間が早いイベントを選びましょう。

たとえばランチの合コンなら、開催時間が13時前後になりますので、少し友人と食事してくると言ってもわかりませんよね。

既婚者合コンは二時間ほど開催され、その後は個人で二次会に参加するなどさまざまです。ディナー時間に集まる既婚者合コンもありますが、翌日のことを考えて早い時間のほうがよいという人も多いはず。

なんとなく出席しにくいと思う場合は、空の明るい時間帯のイベントがオススメです。

 

参加者数が少ない合コン

参加者が多くなるほど、人の特性やタイプも色々です。どのような人がいるのか不安な場合は、少人数で開催する既婚者合コンがよいでしょう。

たとえば五対五など、男女共に人数が決められている場合は、全員が注意しているため迷惑な行為も少なくなります。

イベントによっては、男女の数が合わずにバランスが悪くなることもありますので、初めて参加する人はイベント内容を確認しておくと安心ですね。

久しぶりに異性と話をする人は、大勢のパーティーよりも人数が少なく、対面式で食事できる空間が安心です。

 

メニューを確認しよう

既婚者合コンは「独身者のようにお酒を飲まなければならないの?」と不安を抱いて、ためらっている人も中にはいます。

酔っ払って家に帰ったら、パートナーと口論になりそうな場合。合コンではソフトドリンクがないと困りますよね。

どのようなイベントに参加するにしても、お酒が飲めない人でもOKな内容であることを確認してください。

また料理内容もコースなのか立食形式なのかなど、初対面の人と話しやすいメニューのほうが安心です。

参加費用は、基本的に男性のほうが高く設定されていますので、女性なら少しお小遣いを貯めておけば色々な合コンに参加できます。

 

年齢層の幅が広いイベントに参加する

出会いを求めるのは浮気相手だけでなく、趣味や家族の話、仕事についてなど、自分と相性の合う人と知り合うにも絶好のチャンスになります。

その場合は、年齢層の幅が広く設定されているイベントがオススメです。一般的には30代以上が多く、自分と同じ年齢層で行うイベントもあります。

既婚者合コンなので結婚生活に関する話題は多く、悩み相談として年上の人からアドバイスが欲しい時もあるでしょう。

参加してよかったと思うイベントは事前に内容をチェックして、納得できるものを吟味してください。

 

きちんとしたお店で開催されているか

「既婚者合コンで、危ない人と知り合ったらどうしよう…」と不安になる人は、開催場所に注意して参加してください。

たとえば有名ホテルのレストランなど、きちんとした身なりで参加する場所なら、その場にふさわしくない人は来ない可能性が高いですよね。

逆に安い居酒屋などは気軽に参加できる反面、マナーやエチケットを意識せずに、お酒を飲んで酔っ払う人もいるかもしれません。

既婚者合コンはレストランやバーをはじめ、アウトドアイベントもあります。安心して人とコミュニケーションがとれるイベントを選び、楽しい時間を過ごしてくださいね。

 

大規模なイベントにする

既婚者合コンに行くとパートナーに言ったら、相手はよい思いはしないはず。絶対に行くなと止める人もいれば、夫婦喧嘩になる時もあるかもしれません。

合コンというと数人でお酒を飲むイメージがあり、急接近しそうな不安があります。逆に船上パーティーや広い会場を使ったイベントなら、既婚者合コンだとわからずに気軽に参加できるメリットがあります。

 

まとめ

既婚者合コンにためらいを感じている人は、一度参加して実際の様子を見るとよいでしょう。

気軽に参加できるランチなどもありますので、久しぶりにオシャレをして、軽く外食する気分で出かけてみませんか。